「埒が明かない(らちがあかない)」の「埒(らち)」とは馬場の”囲い”、"柵"を指すそうです。
宵山の山鉾には埒(らち)つまり柵が組まれます。
放下鉾の埒(らち)は特徴があって、鉾幅ぎりぎりに作られており、鉾車の軸が埒(らち)に掛かっています。
触りたくなりますが、油が塗られてるのでご用心。
八幡山は曳き初めが終わるまで、町会所の広場で組み立てます。曳き初めが終われば、通り(とおり)に出して埒(らち)を組みます。
北観音山も曳き初めの後、埒(らち)が組まれました。
鉾や曳山の提灯は、鉾や曳山の屋根の部分につるされるわけではなく、埒(らち)に組み付けられています。
曳き初めが終わり埒(らち)が組まれました。明日から3日間の宵山を経て後祭の山鉾巡行となります。
南観音山の特徴は後ろとなる南側に音頭取りが一人しか立たないことです。
7月20日の曳き初めで南観音山~四条通まで下がる時と八幡山から南観音山まで下がる時、7月24日の山鉾巡行の朝の出発時に錦通まで下がる時しか見ることができません。
山鉾巡行時には見送りで隠れます。