2021年八幡山ブログ京都祇園祭

 

来年の行司さん達が集まって、予め準備しておいた注連縄などを、いよいよ取り付けます。

八幡さんの、お社の注連縄の交換。

収蔵庫の注連縄も張り替え。

 

収蔵庫の中は、大事な懸装品がいつぱいです。

 

玄関の注連縄も。

 

土蔵の注連縄も。

 

元旦に、すぐ飾れるように準備が整いました。

 

 

これらを、元日の朝9時からお社に飾ります。

これで、八幡山の年内の行事は無事に終えられました。(萬)

またまた、コロナオミクロンが拡大の様相を見せていますが、どうか第六波になりませんように。

八幡山では、令和四年元旦にも八幡さんの前にお町内の皆さんが集まって「新年拝賀式」を挙行予定です。

「海の幸、昆布とするめ」

来年の神事係が、拝賀式の神前に供えるお供物の準備に取り掛かっています。

パリパリに堅いので、日本酒を垂らして。

充分に染みこむのを待ちます。

ずいぶん軟らかくなりましたから、そっと巻きます。

巻き終わったら、金銀の水引を掛けて出来上がり。

 

八幡さんの玄関、お社、土蔵、収蔵庫に懸ける注連縄も4本届いています。

注連縄に付ける紙垂16本と、御神酒徳利に立てる奉書2本も作れました。

30日には、行司さん達が集まって注連縄の張り替えと神前飾りの準備をして、元旦に備えます。

例年の拝賀式の神前。

来年こそ、宵山飾りも 巡行も、これまで通りに行いたいものです。(萬)

 

12月19日(日)八幡山のお隣の鷹山の町内(衣棚町)の一角では、朝から鷹山の四方柱を建てて、木組み(一部分)を完成させていました。鷹山の代表者の方に話を伺うと、作事方の「縄がらみ」の練習と研修を兼ねて、来年(令和4年)の巡行まで、毎月1度、忘れないためと研修の為に実施するとの事でした。もう来年の巡行に向けて、熱意を感じました。夕刻には、もうすっかり四方柱もなくなりました。

来年7月の祇園祭・山鉾巡行時、コロナ禍が収束していれば、後祭り巡行では1基増えて、11基の巡行になります。是非、復興した「鷹山」の華やかな姿を見たいものです。

八幡山では、毎年の「事始め」に、行司さんの引き継ぎ交替が行われます。

行司さんは、その歳のお祭りを取り仕切る人達で、その長は「主行司」と呼ばれます。

真ん中の、八幡山理事長さん立ち会いのもと、令和3年の主行司さんから、令和4年の主行司さんへ引き継ぎです。

お祭り催行の為には、様々な資料や道具が有ります。

 

沢山の大事な懸装品を収納した、土蔵の鍵が渡されます。

新行司さんたち、一年間よろしくお願いします。

 

無事に引き継ぎを終えた、理事長さん、旧主行司さん、会計さん。

コロナの為に巡行が二年続いて中止になった事と、190年ぶりに復活する「鷹山」が、八幡山のお隣さんと言うことも有り、来年のお祭りは

相当な人出が予想されるので、諸事万端滞りの無いように充分な準備が必要になります。

少しの時間では有りましたが、みんなで先ず気づいた注意点などを話し合いました。

新しい行司さん達は、新年1月1日の「拝賀式」からお役目が始まります。(萬)

 

 

今年も、八幡山の皆さんの為の「大型ゴミ回収」が行われました。

もう十数年もの間、毎年の暮れに町内の皆さんが処分に困った大型ゴミを、一斉に預かって業者さんに渡します。

朝8時頃から、八幡山の広場に次々とゴミが集まります。

 

 

持ち込みの皆さんには業者さんの指示で、ゴミの種類分けをしながら置いて貰います。

 

なるべくゴミの体積を小さくしながら、業者さんはテキパキとトラックに積み込んで行きます。

 

今年は、自転車が多い。全部で15台にはなったようです。

 

]町内の皆さんが、運びにくいお宅のお手伝いに出掛けて持ち込みを手伝います。

ピーク時は、15人ほどの人達がお手伝いでした。

皆の協力の甲斐有って、12時30分には全て片付いて、綺麗な町内に戻りました。

スツキリした気持ちで、八幡山の皆さんは来るべき新春に備えます。(萬)

師走が迫った11月末に、八幡山保存会・役員会議が開かれて、来年度の八幡山の行事予定と、予算案が検討されました。

コロナの蔓延のため、今年は「居祭り」のような形式ながら、宵山飾りは出来ましたが、巡行はとうとう2年続いて中止でした。

何とか来年は、宵山と巡行にも、大勢の人を迎えて賑やかなお祭りにしたいものです。(萬)

八幡山では、6年前からお祭りの期間中に、各お家の玄関にお揃いの幔幕を懸けています。

昨年だけは、コロナ自粛で出番が有りませんでしたが今年は例年通り懸けました。

その収納具合を確認するために、土蔵から全部を出して点検致しました。

35雲の幔幕は、5個の大きなケースに入って居ます。

 

幔幕、綱、房をそれぞれ確認して、来年の7月16日にスムーズに懸けられるようにしました。

 

 

キチンと整理出来ました。

 

元禄年間建造の八幡山土蔵には、この他にも何十年もの間に溜まった資料が沢山保管されて居るので、この際にそれらも整理しました。

 

重要資料は残して、不要と思われる物をまとめ手、処分出来るようにしました。

 

幔幕も書類も、もとどおりに収めて、ブロッコリーハー時に作業終了です。

 

来年も、このように幔幕を張って、賑やかなお祭りが出来ます。(萬)

 

八幡山では、町内に石清水八幡宮を勧請してしていますので、毎年8月10日には、町内の皆さんがそろって「放生会」の神事を行います。

今年の行司さん(神事係)たちが、神前の準備をしてくれました。

 

 

ムクゲが満開です。

 

時節柄、全員検温をしてから。

 

手指の消毒も行います。

石清水八幡宮からお迎えした神官お二人に祝詞を奏上してもらいます。

祝詞の動画は「こちら」から。

神官に続いて、主行司さんが玉串を奉奠します。

その動画は「こちら」から。

お下がりのスルメと昆布を頂いて。

 

 

御神酒も少し頂きます。

こうして放生会が済むと、今年の八幡山の神事は全て終えます。

もちろん、役員さん達には様々な用件が控えているのでそれらを順序良くに片付けて、年末を迎えます。

二十一日、二十二日、二十三日の宵山を過ごして、二十四日はいいよ巡行ですが?

今年も2年続きで、山鉾は動かず「お榊」を携えての歩行巡行です。

八幡山の代わりにこの「お榊」が巡行します。

 

このお二人が、今年の八幡山の主役

町内の皆さんのお見送り。

 

後祭の11基の山鉾から二人ずつ代表が揃いました。

来年に、200年ぶりに再建される「鷹山さん」の町会所から出発です。

 

巡行順序の鬮を渡す、八幡山の代表二人。

 

 

 

やはり祭男達、鉾を少しだけ動かしました。北観音山。

北観音山の動く動画は「こちら」から。

南観音山が動く動画は「こちら」から。

24日の夜は例年、三基の御神輿が市内を練りますが今年は白馬に載せられた「神雛ろぎ」が、市内を渡御しました。

これで、2年続きの寂しい祇園祭は、何とか終えました。

京都のお祭り男達はもう、賑やかな来年のお祭りを夢見て心の準備を始めます。

 

今年の変則祇園祭についての、京都新聞記事。

来年こそ、例年にも増して賑やかに「疫病退散祈願」の、祇園祭を挙行出来ますように。(萬)

 

昨年の祇園祭は、三十三基の山鉾全てが全く出ませんでしたが、今年は各山鉾の判断で建てたり飾ったりを判断する事になり

いろいろな対応になりました。

各お山の様子を紹介します。

昼の南観音山

南観音山町は、綺麗に揃った高張り提灯。

 

灯りが入るとますます綺麗です。

南観音山の、松建ての準備の動画は「こちら」から。

 

 南観音山の、松が建ち上がる動画は「こちら」から。

放下鉾の骨組みが始まりました。見事な「縄絡み」です。

 

 

月鉾が、真木を建てる準備完了。

組み上がった骨組みを横に倒して真木を差し込んで、それを立ててゆきます。

仕上がった「月鉾」

月鉾のお囃子の動画は「こちら」から。

月鉾

 

 

 

出来上がった「函谷鉾」

鶏鉾

 鶏鉾。駒形提灯に灯りが欲しいです。 

六年前に再建された大船鉾さんは、毎年充実してゆきます。

ほんの数メートル、車輪調べの為に動きました。

 今年は、白木で有った龍頭に金色を施されて、ひときわ引き立っています。

例年の宵山に、大船鉾さんを訪問される「剣鉾」の動画は「こちら」と「こちら」から。  

長刀鉾の骨組みが始まりました。

 

 

函谷鉾

 

 

函谷鉾

 

函谷鉾

 

 

役行者山さんは、こんなに立派な提灯建てをズラリと新調されました。

綾笠鉾

 

 

霰天神山

 

霰天神山

八幡山も宵山飾りが出来ました。

宵山の二十三日に、八坂神社の「御神霊」が、八幡山に来られました。

その動画は「こちら」から。

 

八幡山の宵山には毎年、修験者の御一行が祇園祭巡行の無事を祈願してお参りに来られます。

昨年は巡行も宵山飾りも無かったので、修験者のお参りが無かったのですが、今年は来て貰えました。

八幡山へ来られる動画は「こちら」から。

般若心経の動画は「こちら」から。

 

ホラ貝の動画は「こちら」から。

 体温猛暑の中、重装備のみなさんに「般若心経」を唱えて貰いました。ありがとうございました。

行者の皆さんはこのあと、役行者山さんへ行って「護摩焚き」をされます。(萬)

 

7月21日の朝から、町内の人が総出で土蔵から懸装品を出しました。

一昨年から仕舞いっぱなしの細工物具や織物を、例年通りに飾ります。

神前飾り。

 

参列者は全員検温です。

 

会所内のお飾りも仕上がりました。

 例年は巡行当日に、これらの殆どをお山に載せて 巡行に臨みます。

 

八坂神社の神官もマスクでお越しです。

 

 

清祓いの祝詞。

 

祭司の祝詞。

皆さん、御神酒を頂きます。

 

 

室内飾りと共に、通り出したお山にもお飾りを施します。

駒形提灯も揚げましたが、人出を避ける為、山鉾の申し合わせで灯りは入れません。

このように駒形提灯に灯りが点れば嬉しいのですが、実に寂しい事です。

清祓の後は、恒例の写真撮影。

この人達が、今日の八幡山を支えて居ます。(ちょっと高齢者の比率が高いような?)

こうして、一応例年通りの宵山が、21日、22日、23日と続きますが、一般公開も粽やお守りの授与は無く静かに行われます。(萬)

 

 

今年も祇園祭の巡行は有りませんが、八幡山では例年通りに「吉符入り」を行いました。

いつもならこの日に、その歳のお祭りについての打ち合わせで楽しみな内容なのですが、今年はさみしい集まりです。

神前には、海の幸、山の幸が供えられて居ます。

 

 

 石灯籠には、八幡さんの鳩が・・。

皆さん揃って、10時の開式を待ちます。

今年の神事係の長「主行司さん」の挨拶の様子は「こちら」から。 

  

神前の昆布とスルメを食べて、御神酒を頂きます。

 

みなさんへ、今年のお祭りについて説明。

今年は、巡行をしませんが宵山飾りはします。でも、一般公開はせずに町内の人だけへの公開です。

 

マスクでお祭り、こんな事は今年限りにしたいです。(萬)

 

 

 

2年ぶりで、八幡山が建ちます。

 

四方柱を組む準備

主な骨柱が組み上がりました。

 

 柱の交差するところは、ロープ掛けです。

担い棒を取り付け。

車輪も付きました。

 

 

神松が建ちました。

松が建つ動画は「こちら」で観られます。

 

 松の形を整えて。

 松を建てる動画は「こちら」から。

 

欄干や横板が付いたところで、ちょっと上がってみました。

 

 

 

この人も「それでは僕も・・・。」

いよいよ表通りに出して「埒」(らち)を組んで、宵山の準備です。

 八幡山が通り出る動画は「こちら」から。

 

八幡山会所には、冠木門も登場。

出来上がりの動画は「こちら」から。

例年なら、この門の下を大勢の人がくぐられますが、今年はお山こそ自由に見られますが、この奥の懸装品の展示は一般公開は無し。

寂しい宵山です。

とはいえ、全く何も出さなかった昨年に比べれば少しは気が休まります。(萬)

 

 

 

 

 

 

 

今日は祇園祭の「前祭」(さきまつり)

しかし、今年も山鉾は動きません。

二十三基の山鉾の代表が「お榊」を携えて、四条通りを徒歩で巡行して、御旅所まで行き

疫病退散を祈願しました。

午後からはもう、山鉾は解体に掛かります。

 

さて、前祭が終わると我々後祭の登場です。

 

八幡山では、十八日の「吉符入りの儀」に備えて、お社、土蔵、収蔵庫、玄関の注連縄を全て新しくしました。

明日は、町内の人達が揃って神前に詣でて、今年のお祭についての打ち合わせを行います。

巡行こそ無いとは言え、2年ぶりにお山を出して懸装品の展示も出来るので、町内の皆さん張り切っています。

しかし、しかし、しかし残念ながらこんな時期なので室内の展示一般公開は出来ません。

通りに出した「お山」は、お好きなだけ見て頂けますし、当HPでも御紹介させて頂きます。(萬)

 

 

今年も、コロナの為に京都祇園祭の巡行は中止となりました。

昨年と同じく、八坂神社の神事だけは何とか行われますが、祇園祭の町衆は動きました。

33基の山鉾の内、18基は「とにかく建てよう」と決めて、いよいよ取りかかっています。

鉾建て、山建ての作業確認も有りますが「巡行は出来なくても鉾は建てよう」と決めて、多くの費用と手間が掛かりますが

とにかく始まりました。

がんばっています、函谷鉾。

 

これは「長刀鉾」

 

放下鉾の真木。これからこれをまっすぐに建てます。

 

放下鉾の骨組み。この縄がらみが綺麗なのですが、難しいのです。

月鉾は、真木の準備が出来上がり、そろそろ建てそうです。

例年なら、十三日、十四日、十五日、十六日は、この山鉾の周りには幾重にも人垣ができます。

今年は「鉾は建てますが、皆さん見に来ないでね」

オリンピックの聖火リレーと同じく、複雑な心境です。

我が八幡山は、例年のとうり、十七日に前祭(さきまつり)が終わってから十八日から建て始めます。

十七日の夜に、八坂神社の御神輿が京都市中にお出ましになるので、前祭の山鉾が昼の間に邪悪を全て取り除きます。

それから一週間は御旅所に鎮座され、二十四日にお還りになる前に、後祭(あとまつり)の山鉾が市中を浄める為に巡行をします。

ですから前祭と後祭の巡行が無いと、御神輿は市中にお出ましになりません。

八坂神社の御神輿三基(東御座、西御座、中御座)は、既に舞殿に鎮座されています。

その動画は「こちら」でどうぞ。

来年は大丈夫です、京都祇園祭は、全て例年通りの神事を行います。

山鉾の保存維持の為、公開も巡行も無しで、とにかく建てようとの町内が有りますから、連合会としては「任せる」となりました。

その結果、今年は18基が建てる事になりました。

費用や人手、感染対策などで都合が付かずに断念されるお山も有るそうです。

来年こそ、33基の全てが揃って宵山と巡行が出来ますように。(萬)

 

祇園祭の山鉾34基が加盟する「山鉾連合会」の理事長は、長刀鉾町の木村幾次郎さんです。

木村さんは、一昨年に理事長に就任されて昨年の、祇園祭で晴々と巡行の先頭を歩かれる予定が、コロナの為に昨年はお預け。

そしてまた、今年も巡行が中止でなかなか晴れ舞台のチャンスが来ません。

来年こそは、200年ぶらり復活する「鷹山」を加えた34基の巡行の先頭を堂々と歩いて貰いたいものです。(萬)

 

 

例年は7月2日に、34基の山鉾の代表が集まって巡行の順序を決める「鬮取り式」を行いますが、昨年はコロナの為にそれも中止。

しかし今年も巡行は中止となりました。

流石に山鉾町の人達は「今年はせめて鬮取り式くらいはやりたい」と言う事で「お榊を掲げての徒歩巡行」では有りますが

そのを決める「鬮取り式」が例年通り2日に行われました。

 

八幡山は、8番目を引いています。

17日の前祭の、お榊巡行を拝見してから18日からお山を建てて24日のお榊 巡行に参加します。

それからは例年のごとく、25日にまた全ての懸装品を収納します。

また、各山鉾ではお囃子の稽古も始まって居ます。

北観音山の「二階囃子」は「こちら」でどうぞ。

 

尚、鬮散り式に先立って7月1日には、長刀鉾の役員さんが「お稚児さん無し」で「お千度の儀」を済まされました。(萬)

 

 

 

今年も八幡山への御奉賛のお願いを致しましたところ、多くの皆様からお申し込み頂きましたので

お山で準備しておりました「厄除け粽」の数量に達しました。

 

誠に申し訳ありませんが、7月2日17時をもって締めきりとさせて頂きます。

 

明日の鬮取り式を前に、早々と受付終了となることに深くお礼とお詫びを申し上げます。

お申し込み頂いた方々には、振り込み先などの返信をさしあげておりますのでお確かめ下さい。

八幡山では7月21日朝から「山建て」をして、午後に八坂神社の神官を迎えて神事を行い、7月25日にまた土蔵に収納いたします。

その後順次、皆様への奉賛お礼粽などを発送させて頂きます。

いつも八幡山を見守って下さっている皆様、ありがとうございます。(萬)

 

一昨日の京都新聞に、今年の祇園祭の山鉾に付いての記事が出ました。

コロナウイルス蔓延の為、昨年は33基の山鉾が全て蔵出しをしないまま終わりました。

今年はどうするのかと、山鉾連合会と各山鉾町が協議を重ねて出した結果です。

前祭(さきまつり)は、23基のうち12基が山鉾を建てます。

後祭(あとまつり)は、10基のうち6基が建てます。

建てるとはいえ、わが八幡山のように一般公開はせずに、例年の所作を確認して大事な懸装品などを点検するだけになりそうです。

「みなさん、見に来ないでね」なんて、こんなに寂しいことは有りません。(萬)

 

 

八幡山に粽が届きました。

例年粽造りをお願いしている農家の人から、粽が届きました。

これに、5種類の化粧紙を施してから、八坂神社の御祓いを受けます。

これらは例年、先ず八幡山町内の人達に要り用分をお譲りしてそれから宵山に参拝の方々に授与します。

ところが昨年も今年も、宵山で参拝の人達に売る事が出来ないのです。

可愛い子供さん達が「童唄」を唄いながら皆さんにおわけするのは来年までお預けです。

そこで、御存じのようにこのHPにおいて御奉賛頂いた方にのみ、お送りさせて頂く事になっています。

みなさん、御協力をありがとうございます。 

 

 

 

 

 これから、この化粧紙を巻き付けて7月早々の御祓い日までに仕上げます。

 

 

 

今年も八幡山への御奉賛のお願いをさせて頂きましたところ、早速に多くのお申し込みメールをお受けして改めて皆様の篤いお志に感謝しております。

誠にありがとうございます。

お申し込み頂いた方々には、2.3日中に返信させて頂いて居りますが、万一返信が届かない方は御一報をお願い致します。

7月1日は、祇園祭の各山鉾で「吉符入り」が行われます。

長刀鉾は例年1日に、お稚児さんと共に八坂神社へ「お千度参り」をされますが、巡行の無い今年も役員さんだけでのお参りとなりました。

 

丁度昨日の朝刊に「鬮取り式」の記事が掲載されました。

例年の7月2日には、紋付き羽織袴に正装したの山鉾の代表が京都市役所に参集して「鬮」を引き、その順番通りに山鉾巡行を行います。

ところが昨年はこの鬮取り式も出来ず「お榊巡行」の各山鉾代表者は、一昨年の巡行順で歩かれる事になりました。

今年も「お榊」を携えての徒歩巡行ですが、せめて今年は、鬮取りをしてその順番で進もうかということで、例年通り7月2日に「鬮取り式」が行われます。

7月2日の「鬮取り式」の様子を伝える、京都新聞の記事。

7月に入りますと、ちょっと寂しいながらも祇園祭の神事、行事がたくさん控えて居ります。

それらが全て順調に執り行われますように願っております。(萬)

 

 

京都の祇園祭は、八坂神社の御神輿がお出ましになる7月17日と、お還りになる24日に「山鉾巡行」が行われます。

その山鉾は、17日の前祭(さきまつり)に23基、24日の後祭(あとまつり)には10基が都大路を進みます。

その後祭の中に「鷹山」さんが、200年振りに復帰すべく着々と準備をされています。

その様子が、京都新聞に掲載されました。

数年前から、お山そのものや数々の懸装品を制作されていたので、いよいよ2022年には巡行に参加できそうなところまでこぎつけられたようです。

我が八幡山のお隣の町内なので、我々としても大変楽しみなことです。

来年は、鷹山さんを加えて後祭が11基に増え、前祭の23基と共に全34基の山鉾が賑やかに巡行して、2年続きの「コロナ休み」の寂しさを吹き飛ばすようなお祭りにして

「疫病退散」を祈願したいものです。

鷹山さんのお囃子の動画は「こちら」から。

(萬)

 

八幡山は、祇園さん(八坂神社)の氏子ですから、毎年の祇園祭では、御神輿がお出ましなるのをお迎えしたりお還りになるのをお送りしたりする

「神幸祭」「還幸祭」に参加してお参りしています。

その我々の本家八坂神社の本殿がこの度国宝に指定されました。

そのニュースはこちらで。

それについては、八幡山からもお祝いの気持ちを伝えるべく金一封を奉じました。

そこで先日、八坂神社から御丁寧なお礼の挨拶と共に、記念アルバムsと可愛い「おりん」が送られて参りました。

こうしてまた、京都に国宝が増えましたし、来年の夏には文化庁が京都に移転してきます。

京都の街はますます名所の宝庫になります。(萬)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナの蔓延で、今年の祇園祭は巡行を中止する事までは決まりましたが、昨年のように「お榊巡行」だけでその他は何もやらないかどうか?

各山鉾で会議が続いて居ます。

八幡山でも、またまた役員さんが集まって智恵を搾りました。

理事長を始め皆さんは、疫病退散の為に始まった祇園祭だから何とかお祭りらしくしたい思いはやまやまです。

また、山飾り、会所飾りをここらで一度しておかないと来年に2年ぶりに行うのに支障が出るかも?

それに、沢山の懸装品を点検して風通しをしてから虫除けを施す事も必要です。

しかし、山を建てて会所飾りをしたりの作業は、大勢の町内の人が近づく事になります。

お飾りを見に来られる人を集める事になってしまう。

それらの決定を、適当な時期には下さないと依頼する業者さんに迷惑が掛かります。

なかなかきちんとした決め手に欠けるので、決定とならずまた集まって相談する事になりそうです。

なお毎年、当八幡山のHPで、皆さんに奉賛の御協力を頂いている件につきましては、6月早々にでも御案内を掲載させていただく予定ですので

また本年も御協力をよろしくお願い致します。(萬)

 

 

元旦と、お祭り、放生会の日以外は、いつも静かな八幡さんのお社です。

 

お社のお供え台に、変な汚れ模様が出ているので磨いてみました。

研磨作業の様子はこちらで。

 

そこそこ綺麗になりました。

 

 

お榊と塩と水は、毎月役員さんが新しくされています。

今年のお祭りこそ、沢山の参拝者や観光客で賑わうと良いのですが果たしてどうなりますやら。(萬)

 

 

コロナの蔓延が進んで、今年の祇園祭はまたまた巡行が中止と決まりました。

43基の山鉾を束ねる「山鉾連合会」が、15日の会議で決定されました。

ただし、最も多くの人を集めてしまう巡行は中止ですが何とかお祭りらしい7月をと願うお祭り男たちは今、いろいろと策を練っています。

昨年のように、厄除けを祈念してお榊巡行を行うか、山鉾を建てるだけならどうかとか、会所飾りだけはしたいとか?

まだまだこれから数ヶ月の間、各山鉾町ではつらい会議が続きます。

 

我が八幡山でも、何度か役員さんが集まって協議していますがなかなか難しい事です。

いつも八幡山のHPへ訪問して下さる皆様、今年はまた静かなお祭りになりそうですが来年こそはと期待して頂いて楽しみにお待ち下さい。

尚、八幡山厄除け粽の配布は昨年のように「御奉賛募集」として御案内出来るように準備中です。

どうか今年も御協力をよろしくお願い致します。(萬)

 

4月1日は、町内会も年度替わりです。

令和2年度の、町会長さん、副会長さん、会計さんと、新年度の三役さんが揃って、引き継ぎが行われました。

雑談も交えて、和気藹々と引き継ぎ事項の説明が行われます。

 

旧役員さん、御苦労様でした。

新役員さん、町内170所帯のお世話を一年間よろしくお願い致します。(萬)

 

 

 

公益財団法人八幡山保存会の理事会が1月30日に開催、2月13日に評議員会が開催され、昨年度(令和2年度)事業報告と決算報告がなされ、承認されましたので、ここに決算書を掲示(公告)致します。

いつも「八幡山ホームページ」に訪問頂いてありがとうございます。

皆様にお連絡先の知らせです。

当ホームページへの御意見、御質問などの連絡窓口をしばらく閉じて居りましたが、この度新しく開設致しました。

今後は「このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。」へ、いろいろな連絡を頂けるようにお願い致します。

今後とも、皆様からの八幡山への御支援と提言をお待ち致しております。(萬)

コロナのために、寂しいお正月を過ごした八幡山の役員(理事)さんが、今年の初会議を持ちました。

昨年は会所飾りも巡行も中止で最低限の神事しか行えない祇園祭でしたが、例年通り昨年度(令和2年度)の事業報告と会計(決算)報告が行われました。

 

マスクをしての会議からは、もうそろそろ解放して欲しいです。

 

なるべく短時間で済ませられるように進行して、無事に会議は終了しました。

また2月にも役員(評議員)さんが集まります。

そして気になるのはコロナの成り行きです。

今年のお祭りが賑やかに挙行出来るかどうか。

みなさん「今年こそは」との思いを胸に解散致しました。(萬)

 

令和3年の元旦は、良く冷えたものの、綺麗な空気と明るい日差しに恵まれました。

空前の大災難「コロナの蔓延」は、終息の兆しが見えませんが、人類の英知を結集してきっと克服し出来ると信じます。

八幡山では1月1日の朝10時に、町内の皆さんが皆さんお揃いで新年拝賀式に臨みました。

とはゆかず、コロナの為に役員さんだけの縮小礼拝となりました。

 

神前飾りが出来ました。

行司さん達が、早朝から集まって諸々の準備をしてくれました。

定時前に、役員さんが全員揃いました。

主行司さんから新年の挨拶。

それから全員で神前に向かって、二礼二拍手一礼。

神前に供えた御神酒と昆布とスルメを下げてきて、皆さんで御神酒を頂きます。

土器にほんの少しです。

 

本日の最長老さんも、元気に御神酒を・・・。

 

皆さんに御神酒が行き渡ったところで、無事拝賀式はお開きです。その様子の動画はこちらから。

今年こそ、例年にも増して賑やかなお祀りが挙行出来ますように。(萬)