2024年八幡山ブログ
2024年八幡山ブログ京都祇園祭
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八幡山では、今年の夏も「放生会」を行いました。
この八幡山の神事は、筆者が記憶にある限りでも75年以上前から行われて居ます。
放生会(ほうじょうえ)は、捕獲した魚や鳥獣を野に放し、殺生を戒める宗教儀式。
放生会はインドに起源をもつ行事で、中国や日本にも伝えられたという[2]。
また、インド由来の六道輪廻説と中国の孝が一体化したものであるともいう[3]。
8月10日の午前10時に、石清水八幡宮から神官をお二人迎えて、町内の皆さんが八幡山宮の前に集まりました。
神官の祝詞と、玉串奉奠に続いて、今年の主行司さんと理事長が玉串を捧げます。
このあと、みなさんで御神酒を頂戴して、お下がりを頂いたら解散です。
これで無事に、放生会の神事を終えました。
これで、今年の八幡山の神事は全て終えました。
(萬)
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今年のお祭りは、巡行があと30分と言う処で急に夕立が来ました。
もともと天候が怪しいので、主行司さんの判断で、カッパは着けたままでの巡行でしたから、
懸装品全部がズブ濡れとまではゆかなかったので助かりましたが、やはり相当に濡れました。
町内のお宅を借りて、それらを乾燥させて頂きます。
その動画は「こちら」から。
懸装品は分厚いので、なかなか乾くことが無いので、やっと8月9日に収蔵庫に戻しました。
しかし、本来の場所には収納出来て無いので、11月頃に改めて大人数が集まって収納のやり直しをします。
それらの作業を終えてからやっと、今年の行司さんたちのお役が終わります。
(萬)
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24日は、いよいよ後祭の巡行日。
八幡山では、6時50分から、本飾りを始めて8時過ぎには出来上がり、皆さん裃に着替えて8時30分に出発です。
今年のの行司さんの大丈夫表は、赤とピンクのリボンを着けて巡行をリードします。
市役所前を行く八幡山
大勢のお客さんが観覧席に。
途中で全員の記念撮影。
皆さん、このような裃で八幡山のお供をします。
あと30分で八幡山の会所に帰れるというところで「京のにわか雨」
その動画は「こちら」から。
ズブ濡れになりながらも、やっと会所に戻りました。
その動画は「こちら」から。
少し遅れて帰ってきた「鷹山」さんの動画は「こちら」から。
斯うして後祭の巡行で、京の街を浄めたので、夕方から御神輿が市内を練り歩いてから八坂神社へ還られます。
四若の御神輿の動画は「こちら」から。
錦の御神輿の動画は「こちら」から。
(萬)
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八幡山にも、今年の真松が来ました。
その様子の動画は「こちら」から。
20日の夕方には、真松と骨組みの出来上がった八幡山を、試し曳きします。
町内の人が、老いも若きも出て来て、八幡山を曳きます。
あれっ、町内の人に混じって観光客も混じっています。
舁き初めの動画は「こちら」から。
舁き初めが終わると、いよいよ21日は、八幡山の山建てです。
お山を飾ると同時に、沢山の懸装品を町会所に展示します。
お隣の、南観音山と、北観音山が曳き八幡山初めで、八幡山まで来ました。
北観音山の曳き初めの動画は「こちら」から。
鷹山も曳き初めです。
鷹山の曳き初めの動画は「こちら」から。
お揃いのポロシャツを着て、作業開始です。
二つの収蔵庫から、次々に大事な織物、金物細工を出して展示します。
お飾りを全て終えた頃に、八坂神社から神官をお迎えして「清祓の儀」
お社で祝詞を奏上して貰って。
お山の御祓いを。
これから、3日間の「宵山」に入ります。
山には「経飾り」を施して、こまがた提灯に灯を入れます。
各お家の玄関の提灯にも、灯が入ります。
八幡山の宵山の様子の動画は「こちら」から。
宵山の最終日には毎年「行者さんのお参り」が有ります。
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17日に前祭の巡行が終わると、翌日18日は、八幡山が「吉符入り」を行います。
吉符入りとは、この日から本格的にお祭りに入ると言う事です。
吉符入り前の様子の動画は「こちら」から。
定刻に合わせて、町内の皆さんが集まり始めます。
行司さんに合わせて、全員で八幡さんに拝礼のあと、笙の演奏は「越天楽」
丹波市から来られた、仲摩さんの演奏です。
行司さんから、今年のお祭りについての説明です。
みなさん、今年のお祭りをよろしくお願い致します。
吉符入りの動画は「こちら」から。
数十年前と違って、男の祭では無く、女性の方々の活躍も大きいです。
みなさんよろしくお願い致します。(萬)
お隣の北観音山さんでも、鉾建てが始まりました。
いまだに、子の様な荒縄が使われて居ます。
北観音山産さん、南観音山さんの真松が届きました。
日本の真松のどうがは「こちら」から。
これを、どちらががどちらを使うかジャンケンで決められます。
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17日は、前祭の山鉾23基の巡行です。
八幡山の町内は、丁度帰りコースになるので多くの山鉾が通ります。
函谷鉾の動画は「こちら」から。
こんな可愛い人達も、鉾を観にやってきます。
船鉾の動画は「こちら」空。
各家々では、二階の窓を全開して皆で鉾を観ます。
綾傘鉾の「棒振り踊り」の動画は「こちら」から。
蟷螂山が来ました。黄色い声で「動かしてーー」と言うと、蟷螂の足や羽根を動かしてくれます。
四条傘鉾の動画は「こちら」から。
菊水鉾が来ました。
車輪の大きな山鉾は、電線の無いこの新町通を通らないと町会所に帰れませんから、大きな鉾は全て通過します。
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今年も、大勢の皆さんから、八幡山への御奉賛をありがとうございました。
7月31日に、お礼の「厄除け粽」お送り送りさせて頂きました。
諸事に追われまして、発送が遅れたことをお詫び申し上げます。
八幡山の祇園祭の様子は、このHPへの掲載が遅れて居りますが、おいおいと更新させて頂きます。
先ずは、31日の「夏越祭」の御報告です。
本年の祇園祭は、7月31日の「夏越祭」のをもって無事に全ての神事を終えました。
八幡山から、代表者が参列して、拝礼のあと、茅の輪くぐりをさせて頂いてまいりました。
八坂神社内の「疫神社」に、大きな茅の輪が設えられて、大勢の参拝者を迎えての「夏越祭」が挙行されました。
40分程の神事のあと、全員がこの茅の輪をくぐりました。
これで今年の祇園祭の終了です。
(萬)
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10日頃からは順次、前祭の山鉾が建ち上がります。、
鉾鉾は、骨組みと真木が建ちました。
鶏鉾の動画は「こちら」から。
月鉾も、真木が建ちました。
真木の建てられた函谷鉾の動画は「こちら」から。
放下鉾はまだ、四角い骨組みだけです。
間近で観られる、建てる前の放下鉾の真木の動画は「こちら」から。
23基の、前祭の山鉾は、14日、15日、16日の宵山で、豪華な懸装品を見せて、お囃子をして皆さんを楽しませてくれます。
そして、17日には山鉾が巡行して市内を浄めた後、夕方には八坂神社から御神輿が三基出て来て、市内を練ります。
(萬)
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先日、皆さんで作った八幡山の粽を、八坂神社まで運び込んで御祓いをして貰いました。
広蓋の上には「粽、手拭い、お守り」を載せて、御祈祷を受けます。
車に積んだ、全ての粽を御祓い。
無事に御祓いが終わりました。
これから、みなさんにお授けさせて頂きます。
(萬)
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7月10日は、八幡山の町内の人が総出で、粽造りをしました。
粽はここまで出来た物が納品されて居ますが、これに5枚の「護符」と「化粧紙」を取り付けます。
これらを取り付けます。
みどりやさん会場。
昨年新調した、八幡山のポロシャツも見えます。
朝9時30分から集まって居ます。
八竹庵さん会場
粽造りの動画は「こちら」から。
午後からは、みどりやさん会場に全員が集まって仕上げます。
綺麗に仕上がりました。
後日、これらを全て車に積み込んで八坂神社まで運んで「お祓い」を受けます。
そうして、御奉賛頂いた方々や、町内の皆さん、宵山にお参りの方々にお分けします。
八幡山の宵山は、21日、22日、23日で、24日には「後祭」の11基の山鉾と一緒に市内を巡行します。
巡行で市内を浄めたあと、夕方には、御旅所に安置した御神輿三基が市内を練り歩いてから、八坂神社に還ります。
(萬)
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24日の祇園祭の後祭では、毎年しんがりを巡行する「大船鉾さん」が、「たま」(車輪)を新調されたので
その披露にお邪魔してきました。
左が昨年までの「たま」 右が今回新調の「たま」
木材の選定や乾燥を経て、10年以上かけての事業はさぞかし大変だったことでしょう。
ずいぶんと大きくなりました。
心棒も、桁違いに重くて大きいです。
夜になると「二階囃子」が始まります。
20日に鉾が建つまでは、こうして二階で稽古をするので「二階囃子」です。
太鼓方、笛方、鉦方、なかなか綺麗な音色を奏でて居ます。
お囃子の動画は「こちら」と「こちら」と「こちら」からどうぞ。
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7月2日は、祇園祭の山鉾34基が揃って、巡行の順序を決める「鬮取り式」です。
朝から、全山鉾の関係者が京都市役所の「議事会議場」に勢揃いしました。
市会議場の、議員さんの席に座らせて貰います。
これは、昨年の巡行順序です。
本籤を引く順序を決める「予備籤」は、この順番で引きます。
八幡山からは、主行司と、補佐一人が出席しました。
市役所入り口で記念撮影。
この日は、全山鉾の関係者が絽か紗の紋付き羽織袴で出席と決められて居ます。
予備籤会場にて。
ここでは八幡山の補佐は、一番籤を引きました。
そして、いよいよ本籤の巡行会場へ入ります。
厳粛な市会議場のひな壇に座らせて貰います。
34基の山鉾の内「籤取らず」と言って、巡行の順序が決まって居る山鉾が10基有ります。
その鉾の人達も、大事な検分役です。
周りには、歴代市長さんの肖像画が、ズラリと並んで居ます。
八幡山が籤を引く動画は「ここ」から。
八幡山が籤を受け取る動画は「ここ」から。
今年、新任されたばかりの松井市長には、正面の壇上で検分して貰います。
さあ、今日の八幡山の籤は?
八幡山は、五番籤を引きました。
文政7年(1818年)の「文箱」入れて、町内へ持ち帰ります。
24日の後祭では「籤改め場」で、松井市長にこの籤を検分して貰います。
続いて、京都市の司会で「祇園祭功労賞」の授与式が行われて、我が八幡山はNさんがその栄誉を受けられました。
その動画は「ここ」から。
(萬)
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京の街が、蒸し暑くなってくると、いよいよお祭りが近いと感じさせられます。
各地で「梅雨入りのニュース」が流れてきましたから、祇園祭もすぐそこです。
先日から、八幡山への御奉賛をお願いしたところ、早速に大勢のみなさまからのお申し込みを頂いて居ります。
誠にありがとうございます。
八幡山では、今年の神事を司る「行司さん」たちの、二回目の会議が行われました。
これからは、様々な行事、神事が続きますので、あるときは2.3人で、あるときは大勢が集まって作業を進めます。
中でも特に大切なのは、7月2日の「鬮取り式」7月10日の「粽造り」7月17日の「前祭巡行」7月18日の「八幡山吉符入り」7月21日の「八幡山山建て」
21日、22日、23日の「八幡山の宵山」 24日の「後祭巡行」25日の「八幡山山仕舞い」です。
もちろん、祇園祭は、7月30日までまだまだ行事が続きます。
その年の行司さん(神事係)は、何度か公の席へ正装で出席しますかが、その時に手にする「八幡山の白扇」
の「地紙」が出来上がりました。
これを、数日の間に、白扇に仕上げて貰って、数人の行司さんが持ちます。
これが、仕上がった「八幡山白扇」です。(もう20数年前の物なので、良い色になっています)
いよいよ「厄除け粽」も届きました。
これはまだ、笹を巻いただけなので、これに町内の人が総出で護符や化粧紙を取り付けてから
八坂神社で御祓いを受けて、それから、宵山でみなさまお分けすることになっています。
八幡山の粽には、このような護符を5枚取り付けます。
御奉賛頂いた方々には「特別限定のお授け品」と共に、後日送らせて頂きます。
(萬)
「
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公益財団法人八幡山保存会の理事会が、令和6年2月10日に開催。2月24日に評議員会が開催され、昨年度(令和5年度)の事業報告と決算報告がなされ、承認されましたので、ここに決算書を掲示(公告)いたします。
- 参照数: 1618
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八幡山では、その年のお祭りの采配を担当する人達を「行司さん」と呼びます。
行司さんは、二組有って一年毎に違う組が担当します。
行司さんを束ねるのが「主行司さん」で、この度、主行司さんから招集が掛かり「行司会議」が持たれました。
お祭りの日程こそ毎年と同じですが、それまでに今年準備すべきことをいろいろと打ち合わせします。
厄除け粽や、鳩笛鉢鈴、手拭いなどの発注数の検討。
行司さんが、一部参加する作業や、全員参加の作業などの確認も。
6月になれば、何度も出て来て準備に掛かります。
そして、お祭りが近づいたら、行司さん以外の人達みなさんにもお声がけしてみんなで作業します。
どうか今年も、変わりなくお祭りが挙行出来ますように。(萬)
- 参照数: 943
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2月の寒い日、八幡山の役員11人が集まって、令和5年度の事業報告と、決算報告の会議を持ちました。
理事長から、八幡山は今期も例年通りにお祭りは順調に挙行出来たとの報告。
会計さんからは、詳しい報告が有って、監査役からも「承認」との報告。
来月にはまた、来期の事業計画などの会議を済ませて、それからは本格的に今年のお祭りに向けての作業が始まります。(萬)
- 参照数: 1631
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2024年1月元旦、新年明けましておめでとうございます。
八幡山では元日の朝10時から、恒例の「新年拝賀式」に30数人が集いました。
行司さん達は、1時間早く集まって拝賀式の準備に取りかかり、神前飾りを全て仕上げてから皆さんを待ちます。
時間に合わせて、町内のみなさんが次々と集まります。
皆さん、それぞれに新年の挨拶を交わしています。
主行司さんは、紋付き羽織袴で皆さんをお迎えです。
集まられた皆さんの様子の動画は「こちら」から。
10時丁度、全員で神前に拝礼。今年のお祭りの無事を祈願します。その後、御神酒を頂いてからお下がりのお菓子を受け取りました。
続いて町内のKさんが、謡曲「翁」を奉納。謡曲の動画がは「こちら」から。
主行司さんから、今年のお祭りについてのお話しが有ります。
正月早々から、大事故が続いて心配ではありますが、どうか世の中が落ち着いて祇園祭が滞り無く挙行で来ますように。(萬)
- 参照数: 973