2022年祇園祭ブログ
2022年八幡山ブログ京都祇園祭
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暮れも押し詰まった令和4年の12月30日、八幡さんに来年の行司さん達が集まって、新年拝賀式の準備をされました。
八幡さんに懸けられて居る、四ヶ所の注連縄を新しく張り替えます。
この作業は、暮れとお祭り前の年二回行われます。
新しい注連縄に「紙垂」(しで)を四本ずつ取り付けてから懸けます。
表玄関の注連縄も交換します。
お社の注連縄。
収蔵庫の注連縄。
土蔵の注連縄。
四ヶ所の注連縄が新しくなりました。
神前飾りは一部だけにして、あとは元旦当日に。、
当日は、行司さん達が早めに集まって、神前飾りを完成させます。
賽銭箱、お供えもの用の三宝、御神酒徳利と土器などがスタンバイです。
八幡山は、この作業をもって、一年の行事を終えます。
今年も八幡山HPへの御訪問をありがとうございました。
また来年も、八幡山への御注目と御支援をよろしくお願い致します。(萬)
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祇園祭には34基の山鉾がお参りする祗園の八坂神社が、2020年に国宝の指定を受けました。
指定についての経緯は「こちら」から御覧下さい。
その祝賀イベントは、コロナの為に遅れて居ましたが、今年になって順次開催されて居ます。
11月14日に八坂神社の拝殿では、井上流の奉納舞い「柱立て」が披露されました。
その様子は「こちら」から。
また、11月23日には「祝賀提灯行列」も挙行されて、神社関係者、祇園祭関係者が大勢参加して市内を練り歩きました。
18時に八坂神社を出発した行列は、四条を西へ、河原町を北へ、蛸薬師通を西へ、寺町通を南へ進んで「お旅所」へ。
御旅所からは四条通をまっすぐ祇園まで還って八坂神社南門で解散しま
あいにくの雨模様では有りましたが、八幡山からは理事長が代表して提灯を掲げて参加させて頂きました。
八坂神社西門から、四条通を西に向かう「提灯行列」
拝殿では「祇園太鼓」が賑やかに打ち鳴らされていました。
八坂神社の「御旅所」を通過。
行列を終えたみなさん、南門を通ってから境内で解散です。
皆さんは、このような提灯を持って歩かれました。(萬)
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暮れも押し詰まった12月13日の「事始め」の日に、今年も八幡山の行司引き継ぎが行われました。
八幡山を維持運営するための理事会の代表が理事長さん。
そして10数人の役員さんと、大勢の町衆が居られます。
その町衆が二組に別れて、1年おきに行司さんを担当しています。
行司さん達は、主行司さんを中心として、その年その年の神事、行事を取り仕切る事になります。
今年も恒例どおり12月13日に、2022年の主行司さんから2023年の主行司さんへ、お祭りに関する全ての資料が引き継がれました。
旧行司さんから、新行司さんへ大事な申し送りが行われて居ます。
儀式の日の「記名帳」の点検です。
大事な土蔵の鍵も引き継ぎます。
無事に引き継ぎを終えて、二人とも「ホッ」
一年間御苦労様でした。
一年間よろしくお願い致します。
新しい主行司さんは早速、新しい「行司会計さん」に、会計資料一式を預けます。
主行司さんと、行司会計さんのお二人を中心に、行司さん達はまずは1月1日の「新年拝賀式」が仕事始めになります。
そして、7月のお祭りに向けて様々な準備に取りかかって貰います。
御苦労様です。よろしくお願い致します。(萬)
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八幡山町内では、2年前に初めて「緊急用備蓄飲料水」の保管を始めました。
大災害が起きたとき、学区や行政からの救援が数日間は届かない可能性が有るので、せめて飲料水くらいはと
町内会長や防災委員が頑張って始めました。
ところが、前回の飲料水は賞味期限が2年でしたので、入れ替えが必要になりました。
少し高くなりますが、今度は賞味期限が5年有るものに替えて180本を購入。
2年前の水を、土蔵の下から取りだして、新しい2リットルのペットボトルを、また180本収納します。
大勢の若手が頑張ってくれるので、作業はドンドン進みます。
苦労して何とか、新しい水が土蔵の縁の下に入りました。
取りだした、期限切れの水には、女性方が説明書きを貼りつけて町内配布の準備をしてくれます。
賞味期限は三日前に切れて居ますが、このような準備が出来て居ることを改めて知って貰う為にも、注意書きを付けて配ります。
配り先に「オチ」が無いように、しっかりメモしながら配ります。
このような備蓄水を使うことなく、また5年後に入れ替えができることを願って、作業を終了しました。(萬)
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今年も12月に入ってすぐ、我が町内の「大型ゴミ共同回収」が行われました。
町内会長さんが、手配をして全ての段取りをしてくれましたので、みなさんは一年間で溜まった大ゴミを八幡山の町会所に運び込みます。
自力で運べ無いお宅や、ゴミの量が多い処へは若手が手伝いに行って運びます。
大ゴミ共同回収は、もう10年以上続いて居るので、我々も業者さんも慣れたものです。
業者さんは、プラとか、木製品とか、金物とか、繊維品とかを分別しながら段取りよくトラックに積み込みます。
朝8時30分から始まって、お昼には全て完了。
これで気持ち良くお正月を迎える事が出来ます。(萬)
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11月が終わる頃、八幡山の役員会議が開かれました。
例年この時期に、今年の事業報告や来年度の計画などを話し合うため、数回の会議を持っています。
いつもの報告と検討の他に、新しい提案も数件出てそれについても話されました。(萬)
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京都から北に30キロほど行ったところに亀岡市が有ります。
そこの亀岡祭は、京都の祇園祭と殆ど変わらないくらいの「鉾」が巡行します。
亀山城の近くに、11基の鉾が有って、毎年の10月24日が宵山で、25日に巡行が行われます。
京都と同じく、コロナの為に3年ぶりの巡行をされると言う事で祇園祭の八幡山としては是非とも拝見にと言う事で
数人が献酒を持って表敬訪問に行きました。
亀岡八幡山さんからは、今年の祇園祭に八幡山へ御奉賛も頂いて居りましたから。
亀岡では、鉾の骨組みは組んだまま収納出来る収蔵庫が有るので、鉾建てはだいぶん楽のようです。
先ずは献酒をお供えして。後に見えるのが、鉾の収蔵庫です。
八幡山のことをいろいろお聞きして、他の鉾の事など、尋ねたいことはいっぱい有ります。
しかし今日は宵山、様々な神事や作業がいっぱい有りますから、余り時間を束縛しては気の毒です。
ここも御神体はやはり応神天皇です。
うちの応神天皇よりも、思い切り大きいです。
つい40年ほど前は、宵山だけで巡行はされていなかったとか?
いろいと苦労が有ったようです。
亀岡祭の巡行の動画は「こちら」から。
「こちら」では、もっと詳しく亀岡祭が判ります。
帰りには「亀岡八幡山さん」の厄除け粽を頂きました。
八幡山のみなさん、ありがとうございました。(萬)
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あと先になりますが、7月21日に八幡山が「山建て」をした時の模様を紹介させて頂きます。
元禄時代の土蔵(1801年) 昭和42年の収蔵庫
二つの収蔵庫に入れられた、大事な懸装品が、いよいよ出されます。
町内の皆さんに御挨拶をして、いよいよ始まりました。
殆どが、200年以上を経過した物ばかりなので、箱も凄い年代物です。
30人ほどの人が、いろいろな部署に別れて準備をしています。
幔幕組は、町内の殆どのお宅の玄関にお揃いの幕を懸けてゆきます。
町内に幔幕を張り終えた動画は「こちら」から。
お山も、大工方の人達が骨組みを終えて、通りに出して宵山準備をしてくれています。
こうして、21日、22日、23日の宵山を経てから、24日の山鉾巡行となります。(萬)
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7月に祇園祭を終えて一息ついた頃、八幡山では毎年の8月10日に「放生会」の神事を執り行います。
今年も、コロナが治まってないので、充分な注意をしながらお参りを致しました。
放生会の神前飾りが出来ました。
御神酒、御洗米、水、塩、海の幸(飛び魚、昆布、スルメ)、山の幸(青瓜)を供えます。
祇園祭の時は八坂神社から神官を迎えますが、放生会は、八幡山の本元「石清水八幡宮」から迎えます。
神官に続いて、主行司さんと町内会長さんが玉串を奉奠。
御神酒を頂いて神事が無事に終了です。
これで、今年の八幡山の神事は全て済ませたので、12月13日の事始めには、来年の神事係「行司さん」に引き継ぎです。(萬)
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八幡山の「放生会」の神事を終えたあと、八竹庵さんをお借りして役員9人が反省会を持ちました。
今年のお祭りは、三年ぶりと言う事と、お隣の町内で鷹山さんが再建されたこと、そしてコロナがまだまだ終息の兆しを見せないと言うことで
様々な対策を講じたので、大変な毎日でした。
でも、大きなトラブルは無く無事に終えられた事に先ずはみなさんホッとしてお弁当を頂きます。
昼食のお弁当を頂きながら、大事、小事等を取り混ぜた反省事項を話し合いました。
すぐに解決する事や、一年がかりで検討すべきこと、数年がかりの課題などを話し合い、とても有意義な集まりでした。
みんなで智恵を出し合って、明日の八幡山を盛りあげようと結論づけてお開きとなりました。(萬)
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宵山を3日間過ごして、24日はいよいよ後祭の山鉾巡行です。
宵山飾りを外したお山に、早朝から本銀用に懸装品に飾り替えて、8時30分に町内を出発です。
御池通では、196年ぶりに復活の、鷹山さんが辻回しをしています。
その動画は「こちら」から。
市長さんが待機する「鬮改め場」が近づいたので、副使二人が献上の粽と白扇を準備します。
正使は、鬮を入れて「文箱」をささげて控えます。
市長さんに献上。その動画は「こちら」から。
正使が市長さんの前に進みます。
鬮を改めて貰いました。
八幡山の白扇で、お山を招きます。
「鬮改め」の動画は「こちら」から。
招かれたお山は、市長さんの前で一回り。全周を見て貰います。
八幡山のみなさん、巡行中のショット。
猛暑の御池通、河原町通を巡行して、四条通に入ると「八坂神社の御旅所」です。
そこで、正使ともにお供人達が拝礼します。
これが本来の目的、無事に巡行を終えたことになります。
あとは、八幡山町内に向かって帰り巡行です。
5時間の暑い暑い巡行を終えて、町内に帰ると、皆さんからねぎらいの拍手。
程なくして、鷹山さんも巡行をおえて、八幡山の前を通過します。
お隣の町内ですから、あと100メートル頑張って下さい。
その様子の動画は「こちら」から。
こうして、三年ぶりの山鉾巡行後祭は、無事に終えられました。(萬)
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例年、八幡山では、7月22日の午後1時30分から、消防訓練を実施しております。今年も中京消防署さんからのご協力とご指導を頂き、水消火器による消火訓練とAED装置の使い方と注意点など紹介頂きました。
熱心な訓練といろいろな質問がなされた訓練でした。その後、町内サイレンの鳴動テスト(点検)を実施しました。特に異常はありませんでした。
- 参照数: 1223
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7月20日は、八幡山を通りに出して、町内を一巡します。
八幡山の舁き初めは、無事に終わりました。舁初めの動画は「こちら」から。
これから21日、22日、23日と宵山の始まりです。
北観音山も曳き初めです。その動画は「こちら」から」
南観音山も、曳き初め。その動画は「こちら」と「こちら」から。
会所には、沢山の懸装品を展示して皆さんに公開しています。
これらは、24日の巡行の朝、殆どをお山に載せて巡行に出ます。
お山には、「常飾り」をして、駒形提灯を掲げます。
厄除け粽、手拭い、うちわ、鳩笛、鳩鈴などが凄い勢いで売れてゆきます。
お隣の町内では、196年ぶりに復活する「鷹山さん」の鉾建てが始まりました。
松が建ちました。 松建ての動画は「こちら」から。
あすは、懸装品が取り付けられて、お祭りは巡行に向かってまっしぐらです。(萬)
- 参照数: 1282
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大勢の方々から、今年も八幡山への御奉賛をありがとうございました。
集計などの準備に時間がかかり、返礼品の発送遅れましてすみません。
7月29日に、全ての方に発送を終えましたので、数日中にはお手元に届くと思われますが
もしなにか、不行き届きの事がございましたらメールを頂けますようにお願い致します。
今後とも、八幡山への御支援を御願いしますと共に、HPへの御訪問もよろしくお願い致します。
HP担当 萬木寛次
- 参照数: 1350
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7月17日の、前祭巡行を終えたら、いよいよ後祭の準備です。
八幡山では、18日にお町内のみなさん40数人に参集して頂いて「吉符入りの儀」をもちました。
朝から行司さんたちが、神前飾りを致します。
御神酒、洗米、塩、水、白瓜、スルメ、昆布、をお供えしてみなさんをお待ちします。
10時の定刻を待つ、皆さん。
主行司の拝礼に合わせて、全員が二礼二拍手一礼。
その後、皆さんで御神酒を頂戴します。
八幡山役員に囲まれた主行司さんから、今年のお祭りについての、解説、注意、御願いが報告されます。
コロナの為に、3年ぶりとなる山鉾巡行でもあり、お隣の町内には、鷹山さんが196年ぷりに復活と言うことで、参拝客が増えそうなので
大事無きように、みなさん慎重な聞き入って居られます。
- 参照数: 1347
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八幡山のお隣に、196年ぶりに復活する「鷹山さん」
八幡山とともに、後祭なので、24日が巡行です。
初めてのお祭り参加で、初めての巡行なので満を持して、我々より早めに鉾建てを始めました。
20日には、八幡山と同じく「曳き初め」をされます。
鷹山さんにとっては、これがほんとの初めです。
巡行当日は、八幡山が鷹山さんの前を進みます。(満)
- 参照数: 1324
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祇園祭期間中には、各お家が自慢の美術品を飾って皆さんに披露する習わしが有ります。
それが「屏風祭」
八幡山にも、沢山の所蔵屏風が有りますので、それらを毎年の宵山にお町内のお家の玄関を借りて展示しておりました。
ところが、諸々の事情でそれが出来なくなって困っておりました。
そんな折り、町内の八竹庵さん(旧 紫織庵)で、それら全ての屏風を展示させて頂ける事になりました。
今日はそれらを全て運び込んで、展示を始めました。(有料)
八幡山の屏風が、一同に観られるのはこれが初めての事です。
これらの屏風の解説は、八幡山HPの「八幡山の屏風」をご参照下さい。
建物だけでも大変おもむきの有る「京町屋」の八竹庵さんは、部屋も、庭も、建具も大変素晴らしいのに
そこへ八幡山の屏風がズラリと並んだ光景は、まこと、圧巻です。
この展示は、7月23日までです。
展示の様子の動画は「こちら」から。
立派な床には「八幡大神」のお軸。
その前には、祇園祭の花「檜扇」も生けられています。(萬)
- 参照数: 1686
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先日、大勢の人たちの応援を得て仕上げた、沢山の厄除け粽の御祓いに行ってきました。
授与品の一部を広蓋に載せて、八坂神社の本殿に詣でて御祓いを受けます。
お参りを終えた5人は、神妙な面持ちで全ての授与品を積んだ車へ移動します。
そこではまた、神官に御祓いを受けて無事にお参りは終了です。
御祓いの様子のどうがは「こちら」から。
八坂神社の舞殿には、祇園祭の主役「中御座」「西御座」「東御座」の御神輿が、きらびやかに鎮座されていました。(萬)
- 参照数: 1781
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3年ぶりに巡行が出来る令和4年の祇園祭が、いよいよ迫ってきました。
八幡山では、昨年と、一昨年は粽造りの数は控えましたが、今年は例年通りうんと増やしての準備です。
今年は、密を避ける為に、大勢の人達が二カ所に別れての作業となりました。
この会場は、呉服屋さんの「みどりやさん」
この会場は、京町屋美術館「八竹庵」さん
町内の人達に加えて、大勢の学生さん達の応援も得て、午後2時過ぎには無事に仕上がりました。
これらは12日に全てを車に積み込んで、八坂神社へ御祓いを受けに行きます。
それから、町内の人達やお参りの方々に授与することになります。
八幡山に後奉賛いただいた方々へも、この粽を送らせて頂きます。
7月中は、祗園の「西利さん」の四階で「祇園祭つれづれ展」が開催されて、全ての山鉾の粽を見ることが出来ます。
歴代のお稚児さんの「祝い扇子」も展示されています。(萬)
街では、各山鉾建ち始めて、お囃子の稽古にもますます熱が入っています。
大船鉾さんのお囃子の動画は「こちら」から。
放下鉾さんのお囃子の動画は「こちら」から。
北観音山さんのお囃子の動画は「こちら」から。
196年ぶりに復活する、鷹山さんのお囃子の動画は「こちら」から。
- 参照数: 1203
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今日、頼んでいたしめ縄が届きました。・その後、「白扇」が出来上がり納品頂きました。段々とお祭りの準備が整いつつあります。
しめ縄は、7/14に交換します。新町通り沿いの入口に付けるしめ縄(4尺)と収蔵庫に付ける物(2間)、お社に付ける物(3間)、土蔵の入口上部に付ける物(2間)です。
新しいしめ縄で、7/17祇園祭・前祭山鉾巡行を町内に迎え、7/18に八幡山の「吉符入り神事」を執り行います。
「白扇」は、7/24後祭・山鉾巡行の時に、正使と副使(2名)が使い、残り2本は、くじ改め式の際に、ちまきと共に差し上げます。
- 参照数: 1044
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例年の7月2日は、祇園祭の山鉾巡行の順序を決める「鬮取り式」が行われます。
令和4年は、3年ぶりにいつも通りの巡行にむけて、鬮取りが行われました。
今年の八幡山の「行司」(その年のお祭りを取り仕切る)の代表二人が、8時30分に町内を出発して、市役所に向かいました。
元禄十七年から保存されている、八幡山の文箱を持って。
9時から別室で行われた「予備籤」を引いてから、10時丁度に京都市会議場に入ります。
いつもは、市会議員さんが座る椅子に、各山鉾の代表が座ります。
毎年の巡行順序が変わらない「鬮取らず」の山鉾が十基有りますが、その他の二十四基が、予備籤の順序で引いてゆきます。
八幡山は、予備籤がビリだったので鬮を引くときには既に、ひとつしか鬮は無くて残り鬮でした。
山の第六番、と言うことは最後列が決まりということです。
しんがりの大船鉾さん、その前の鷹山さんは鬮取らずなので、八幡山は後から三番目。
翌日三日の新聞には、全ての山鉾の順序が掲載されて居ました。
十七日の前祭の二十三基、二十四日の後祭の十一基が、久しぶりに都大路を巡行します。
鬮取り式を終えた、山鉾連合会の皆さん全員で八坂神社にお参りしました。
今年のお祭りを、無事に挙行出来ますように。
例年なら、直来で皆で昼食を頂くのですがコロナの為に今年は「お赤飯」を貰って帰りました。
八幡山の二人も、まずは ひとつのお役目を終えてホッとしています。
でも、これが始まりです。
行司の皆さんと共に、様々な神事、行事を滞り無く努められるように心を引き締めております。(萬)
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八幡山を擁する我が町内は、早くから京都の中心地として賑わったことはよく聞いてていましたが、
この度、さる「歴史研究会」の人達がしっかりした調査をして、この地には秀吉が度々宿泊しに訪れていた事を確認して
その石碑を建てたいとの申し出が有りました。
そこで、町会所の前に石碑と解説版を設置する事になり大勢の人が集まりました。
除幕前の動画の様子は「こちら」から。
研究会の人地と、町内の人が集まったところで、会長さんの挨拶。
暑いなかですが、みなさんにお付きあいをして貰えました。
さあいよいよ会長さんと、費用の寄贈者、当町内の町会長、住人の4人が綱を曳いて「除幕式」です。
除幕の動画は「こちら」から。
無事に除幕を終えての記念撮影。
立派な石碑です。
三年振りに、賑わう祇園祭の参拝客の皆さんにも楽しんでもらえそうです。
研究会の皆さんが、参考にされた文献です。(萬)
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京都の北区の深泥が池の界隈の農家さんが、毎年、わらを笹の葉でくるみ、その葉にイ草を巻き付けて、ちまきが作られます。そのちまきに「熨斗紙(のし紙)」と護符(赤色と白色)と赤帯とで、ちまきに巻き付けます。
(ちまきの化粧紙の取付けと言っています。)
まず、必要な化粧紙を準備して、並べます。左側にちまき、その右手側に「熨斗紙(のしがみ)」、次に白い護符「福寿海無量」、赤い護符「蘇民将来子孫也」、赤帯、八幡山シールです。
では、まず、ちまきに「熨斗紙」を巻き付けます。
裏向けて、セロテープで止めます。
次に、赤い護符と白い護符を重ね合わせ、少しずらします。
重ね合わせた護符を裏返して、赤帯に取付けます。(セロテープで固定します。)
そして、赤帯に取り付けた護符(十字になった赤帯)をちまきに巻き付けます。これが少し手先が器用でないと難しい作業です。
のし紙の「八幡山」と言う文字が少し見える様に、赤帯の護符を右にずらして巻き付けます。
巻き付けが綺麗に出来た所で、セロテープで固定します。そのセロテープ跡を綺麗にする為に「八幡山シール」を貼り付けます。
「八幡山のちまき」が出来ました。手間と時間が掛かるちまき作りですが、永年この手順を守り続けています。時代に流されること無く、変えない事も八幡山の伝統(文化)です。
7/12には、出来上がったちまきを、八坂神社の拝殿に上がり、お祓いを受けて、八幡山「厄除けちまき」が完成します。
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6/21 (公財)山鉾連合会に依頼していた、八幡山用のちまきを受取。その後、八幡山の町内のちまき注文者(40本を超える注文の場合、注文者が作って頂きます。)を配布しました。
残りは、町内の事務所さんに保管頂きました。来る7/08(金)午前9時30分より、町内の女性陣や保存会役員、協力者さん達によって分業体制で作ります。
私は、50本を注文しましたので、ちまき、熨斗紙(のし紙)、護符(赤色、白色)、赤帯、八幡山シールを必要数:50本+予備を頂きました。
さ~あ!・・いよいよ、祇園祭の準備です。・・毎日、事務所で、コツコツと手作業で、約4~5日ほどで作り終わります。
完成後、7/12(火)午前中に、一旦、全てのちまきを回収し、車2台に乗せて午後1時半頃、八坂神社へ行き、拝殿に上がり「お祓い」を受けます。
これで、厄除けちまきとなります。
帰町後、再度、ちまきを再配布し、その他の授与品の注文と合わせて、精算します。この様なお世話をするのが、今年の行司さん達です。(後)
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八幡山は、学区でいうと「明倫学区」位置しています。
その明倫学区では、毎月一度に「防災会議」が開かれて居り、様々な災害に備えての対策を検討しています。
先日もその会議が有って、火災、地震、風雨災害などを想定して、どんなことが出来るか。すべきかを話し合いました。
三年ぶりの祇園祭も、何事も無く挙行出来るようにとの話題にもなりました。(萬)
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今年のお祭りは、例年通りに宵山で「厄除け粽」を授与します。
また、八幡山に御奉賛いただいた方には、粽などをお送りすることになっています。
八幡山では、京都や和歌山の農家から届く粽に、五種類もの化粧紙を施すので大変手間が掛かります。
でも、それもまた厄除けの心が籠もるかと思って、町内の皆さんで作業します。
今日は、その化粧紙の点検作業を行いました。(萬)
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今年は3年ぶりに、祇園祭が本来の姿で行える事になりました。
八幡山でも4月から少しずつ準備を始めて居ましたが、この度初めての「行司会議」を持ちました。
行司と言うのは、その歳の八幡山の神事、行事を取り仕切る人達です。
皆さんで、いろいろと思い出しながら役割分担の確認を進めました。
例年通りのお祭りとは言え、コロナの為にやむなく中止や変更を余儀なくさせられる事も有ります。
特に、宵山の間に童唄を歌いながら厄除け粽等の授与品を売ってくれる子供さん達を呼ぶことが出来ないのは大変残念です。
また、お町内のかたがたや、お参りの方々の感染予防にも充分注意しなくてはなりません。
どうか、3年ぶりのお祭りが無事に挙行出来ますように。(萬)
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祇園祭の7月17日には、八坂神社からお神輿が街中にお出ましになるので、その露払いに山鉾23基が朝の内に巡行します。
それが前祭です。
一週間後に、御旅所から八坂神社へ還られるときには、別の山鉾10基がまた露払いの巡行を行います。
それが後祭です。
その後祭には、今年から190年ぶりに「鷹山さん」が復興参加されます。
また、例年前祭の先頭を行く「長刀鉾」だけは、生き稚児を乗せるので、この度そのお稚児さんが決まったとの発表が有りました。
お稚児さんと、お付きの「禿」(かむろ)二人は、7月1日からは神の使いとして別格の生活を過ごします。
こうして祇園祭は、3年振りの昂ぶりを盛りあげながら本番に向かってゆくのです。
我が八幡山でも、様々な準備を次々に粛々と進めています。
なお、八幡山への御奉賛をお願いしたところ、早々と沢山の方からのお申し込みを頂いて居ります。
誠にありがとうございます。
お申し込み頂いた方には速やかに、確認メールと共に振り込み先のお知らせをさせて頂いております。
もし、お申し込み頂いたにも関わらず返信が届いて無い場合は御一報をお願い致します。(萬)
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その年のお正月頃から拡がり始めたコロナのために、2020年の祇園祭は殆どの神事、行事を中止しました。
各山鉾の代表が「お榊」を携えて、八坂神社の御旅所にお参りしただけです。
2021年は、各山鉾が任意で、鉾建て、山建てをして町会所飾りもやりましたが、殆どが一般公開はせずじまいでした。
でも何とか、諸々の神事やお飾りの伝承の確認は出来ました。
山鉾巡行は無理でしたが「お榊」巡行だけは、何とか出来ました。
しかし、今年2022年は、いよいよお祭りの再開です。
山鉾連合会は、度々の会議を経て本年のお祭りを、例年通りに開催すると決定しました。
下は、その決定の記事を載せた4月21日の京都新聞の朝刊です。
いよいよ三年ぷりに、粽(ちまき)やお守り、手拭い、うちわ、鳩笛・鳩鈴の準備に取りかかります。
しかし、お祭りの再開とは言え、コロナが消滅したわけでは無いので充分な対策が求められます。
また、八幡山としては、お隣の町内に「鷹山さん」が、190年ぶりに再建されますので、例年に増して拝観、見物の人々が増えると予想されます。
八幡山では万全の対策をしてお迎えする計画では有りますが、宵山や巡行にお越しの皆様、充分に感染予防をされて下さい。(萬)
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新年度になって、八幡山の町内でも役員の新旧交代が行われました。
4月からの新町会長さんを挟んで、諸々の引き継ぎ作業です。
旧町会長さんと会計さん。3月31日までの一年間のお役を御苦労様でした。
4月からの会計さんと副会長さん。一年間よろしくお願い致します。
今年も、祇園祭の挙行には様々な心配も有りますが、2年中止が続いて居るので今年こそはと、みなさん期待して居ます。
祇園祭本部では、そろそろ重要な判断が下されることでしょう。(萬)
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公益財団法人 八幡山保存会の理事会が1月29日に開催、2月12日に評議員会が開催され、昨年度(令和3年度)の事業報告と決算報告がなされ、承認されましたので、ここに決算書を掲示(公告)致します。
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コロナのオミクロンが猛威を奮って居る時では有りますが、万全の感染対策のもと、恒例の八幡山会議の開催です。
理事長と会計、昨年の主行司さんから、令和三年度の八幡山の行事報告と決算報告が行われて、承認されました。
ひと通り、大事な案件を終えて、話題に出るのは今年のお祭りの事です。
コロナのために、一昨年のお祭りは全く何も出来ずに終いでした。
昨年もコロナはまだまだ治まっては居ませんでしたが、お祭りの伝承の為に完全防備の上「会所飾り」と「お山飾り」だけは出来たものの
一般公開はせずに、寂しく終わりました。
2022年こそは三年ぶりに、賑やかに宵山か飾りをして山鉾巡行も晴れやかにと、みんなが期待して居たところにオミクロンの登場で
またまた祇園祭に暗い影を落としています。
お祭りの内容を決定すべき、春頃には事態が好転して町衆の願う賑やかなお祭りになりますように。(萬)
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いつも八幡山HPへ訪問して下さる皆様、新年おめでとうございます。
今年も八幡山への支援のお心を、よろしくお願い致します。
清々しい令和四年の元旦、今年も八幡山のお社前には、お町内の皆さんが揃って「新年の拝賀」を行いました。
昨年11月頃には、コロナも終息に向かうかと期待が深まったものの、オミクロンなる新たな脅威が襲ってきて
世界中が戦々恐々となる中ですが、明るく希望を持って新年はきっとよい歳になると八幡さんに祈願しました。
今年の神事係「行司さん」達が、元旦の朝から神前の準備をして、皆さんをお迎えします。
御神酒とお洗米。海の幸、山の幸、御神酒用のスルメと昆布、お下がりの和菓子。塩と水。
今年の神事係の責任者は、紋付き羽織袴の正装です。
町内の皆さんが次々に来られて新年の挨拶。そして、記帳を済まされます。
定刻まで待機。京都のお正月は雪こそ有りませんが、よく冷えます。
みなさん新年の挨拶を。
みなさん、時間前にお揃いです。
いよいよ定刻10時
主行司さんに併せて、参列者全員で「二礼二拍手一礼」です。
神前に拝礼の後、今年のおまつりについての期待と協力のお願いが話されます。
八幡山を力強く支える、顔、顔、顔。
八幡山では、マンションからも大勢の方々参加を頂いています。町民の高齢化、少数化が進む中大変有りがたい事です。
今年こそ、皆さんと一緒にお祭りが出来ますように。
町内のおひとりが、おめでたい「謡曲 翁」を神前に奉納されました。
オミクロンが、みんなの努力で最低限の感染で治まり、祇園祭を始め、様々なイベントや行事が復活しますように。(萬)
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