2018年八幡山ブログ京都祇園祭

京都・祇園祭の八幡山の話題や行事日程に限らず、2018年の京都・祇園祭の様々な山鉾町の様子を写真を交えてご紹介していきます。

昨年度募集させていただいた奉賛を本年度も募集させていただきました。詳細はブログに掲載しております。

 

毎年最も暑い時、八幡山の8月10日は「放生会」の神事が執り行われます。

 

行司さん達が、前日から神前飾りの準備をします。

当日の朝、灯籠と提灯を懸けて、御神酒、お洗米、塩と水、白瓜、スルメと昆布、飛び魚をお供えして、神官とお町内の人々を待ちます。

八幡山の元神宮となる「石清水八幡宮」さんから、二人の神官を迎えて、お参りの人達も揃って、神事の始まりです。

祝詞奏上の間は御低頭。正装の皆さん大汗の行です。

 

 

今年の主行司さんと町内会長さんが、代表して玉串を奉奠。

 

神前からお下がりの、昆布とスルメを頂いて、御神酒をひとしずく。

帰りには、お供物の「きぼし」を頂いて、無事に今年の放生会のお参りを終えました。

これで、今年の八幡山の行事や神事は全て終えましたので、12月13日の「事始め」に、来年の行司さんへの引き継ぎが行われます。

八幡山をいつも御支援頂く皆様方、また来年もこのHP共々、よろしくお願い致します。(萬)

 

 

24日の巡行、25日の収納を無事に終えた八幡山の町衆が一堂に会して「慰労会」を開きました。

 

開宴に先立ち、今年の主行司さんから、今年の行司さん達の紹介とお礼の挨拶です。

 

 

町内の人達が斯こうして集まっての食事は、年に一度だけ。

 

お祭りの事は勿論、日頃からの御近所付き合いのお話しで、各テーブルは賑わって居ます。

 

八幡山の貴重な「町外協力者」も、皆さんと一緒に歓談です。

また来年もよろしくお願いします。

 

お開きの前は、来年の行司さん方々の紹介。

来年は、このメンバーさんが全てを取り仕切ってくれます。(萬)

7月24日、朝から巡行用の懸装品で仕上げた八幡山は、20人程のお供の人と共に8時30分、巡行に出発しました。

 

今年は九番目ですが、八幡山が出発しないと、北観音山、南観音山、大船鉾が出て来られないので、少し早めの出発です。

 

https://www.youtube.com/watch?v=3cBaXgUHNcc

 

広い御池通りへ出てから、全10基の山鉾が揃うまでは待機時間なので、その間に記念撮影をしました。

旗持ちと、チリン棒担当の人は八幡山の貴重な「町外協力者8人」のうちの3人です。

もう10数年もの間、八幡山の為に多くの時間を費やしてお手伝いしをしてもらっています。

留守番部隊で活躍中の町外協力者も居られます。

9時30分丁度に、さあ巡行出発。

後に大船鉾のお囃子を聴きながら。

大工方4人の指導で、ボランティア担ぎ手20人が、元気に八幡山を動かしてくれます。

今年は、かつて例をみない猛暑の為、山鉾連合会も八幡山も熱中症対策を充分に準備しての出発です。

市役所前の「籤改め場」で、正使と副使二人が揃いました。

先ず副使が、八幡山の粽と白扇を献上します。

 

それから、正使が文箱に入れた「巡行順序の札」を、古式に則って市長が扮した奉行に検分して貰います。

江戸の頃、巡行の先陣争いが絶えなかったので、六角堂で予め籤を引いて、その順序通りに巡行する事になった名残です。

 

順序を確認して貰えたら、正使は大きな仕草で八幡山を迎えます。

市長さんも、受け取った籤を手にしながら、迎えてくれます。

この後八幡山は市長さんに自慢の懸装品を全てお見せするために、大きなかけ声とともに一回りします。

 

四条通の「御旅所」では、これが巡行のメイン「八坂神社へ拝礼」です。

主行司さんの拝礼に合わせて、全員が「二礼二拍手一礼」

これで、巡行を無事に終えたことになります。

町内まであと3.40分の、猛暑の帰り巡行は続きます。

約5時間の巡行を終えて、体調を崩す人は一人も無く、無事に町内へ帰り「お疲れ様」の声と共に、大きな拍手で迎えられました。(萬)

 

宵山を三日間努めて、24日はいよいよ巡行当日。

朝から射る様な太陽光線を浴びながら、巡行飾りの始まりです。

 

 

決められた順序どおりに、懸装品をお山に取り付けてゆきます。

下地の胴懸けが済んだら、大事な金箔のお社を載せます。

順序を間違うと、うまく取り付けられない物が多いのです。

 

左右は、龍の胴懸けを。

 

後懸けは、八幡山唯一の染め物「印度更紗」

 

胴懸けの上には「水引」の十長生図です。

 

 

前掛けは、綴れ織りの「慶寿裂」

後に見送り掛けを建てて。

 

見送りを懸けます。裾には霊芝の柄の金物が7個付きます。

 

四隅には、上から「花」「菱」「岩」の柄の「房懸け」が合計12個付きます。

前が仕上がりました。

 

 

右が仕上がりました。

後が仕上がりました。

 

左が仕上がりました。

町内の皆さんは、すぐに内に戻って裃に着替えて、8時30分に巡行出発です。(萬)

画像は、上西氏提供。

7月20日は、いよいよ八幡山の骨組みが出来上がり、皆で町内を曳き初めです。

観光客の皆さんも飛び入り参加。

 

7月21日は、町内の人が総出で「山建て」

収蔵庫から全ての懸装品を出してきて、会所飾りとお山飾りをして、駒形提灯も揚げます。

宵山飾りが出来あがった「八幡山」

臨時のテントでは、役除け粽、御守り、手拭い、鳩笛、鳩鈴、うちわが売られます。

 

神前は「宵山飾り」です。

 

 

八坂神社から神官をお迎えして、町内の人が揃って「清祓いの儀」

今年もお祭りが無事に執り行われますようにとの、願いを込めて。

 

神官に続いて、今年の「主行司さん」も玉串を奉奠します。

 清祓いの後は、全員で恒例の記念撮影。八幡山を支える人々です。

八幡山では毎年の宵山に、消防訓練とAED操作指導が行われます。

 

 

八幡山所蔵の屏風が一年に一度だけ、町内のお宅をお借りして披露されます。

 

宵山には沢山の人のお参りが有りますが、門川京都市長さんも必ずお越しになります。

 

 

 

八幡山の駒形提灯に灯りが入りました。

 

毎年の23日には、行者さん御一行がお祭りの無事を祈念して般若心経をあげに来て貰えます。

こうして、21.22.23日の宵山を済ませて、24日の巡行となります。(萬)

 

猛暑の祇園祭は、昨日の「夏越し祭」をもって、全ての神事、行事を終えました。

八幡山HPへも、早々に更新記事を掲載すべきでは有りますが、お祭りの残務整理などに追われて遅れて居ります。

近いうちにいろいろな記事を御紹介させて頂きますので、御覧下さい。

尚、今年も沢山の方から何口もの御奉賛金をお送り頂き、誠にありがとうございました。

浄財は、八幡山の為に大いに役立たせて頂きます。

御奉賛お礼については、遅ればせながら発送させて頂きました。

今後とも、八幡山への御理解御協力をよろしくお願い致します。(萬)

後祭に参加の八幡山のお祭りは、20日から始まります。

その前に、注連縄の交換や町内お揃いの幔幕張りをします。

 

奉書を切って、御弊を造ります。

注連縄は4カ所有るので、御弊は16本必要。

 

新しく届いた注連縄。

土蔵、収蔵庫、お社、玄関に懸けます。

 

収蔵庫の注連縄

 

お社の注連縄交換。

 

 

外した方の古い注連縄は、近いうちに焼きます。

 

八幡山の町内お揃いの「幔幕」を、次々に懸けてゆきます。

 

28枚の幔幕が、全て懸けられました。

後祭の終わる25日まで町内を賑わせます。

 

神前の、御神酒徳利に立てる奉書も出来ました。

 

巡行当日に、八幡山を担いでくれる人達の「草鞋」も届きました。

草鞋とは言え、ナイロン製です。

明日はいよいよ「前祭」

殆どの山鉾が、八幡山の前を通るので、明日も大賑わいになるでしょう。(萬)

 

 

毎年7月早々には、八幡山が宵山中に授与する「厄除け粽」を造ります。

笹粽は既に京都の北山の農家の人が造ってくれて居ますので、それに5枚の化粧紙を取り付けてゆくのです。

もう何十回も続けて頂いて居る人や、全く初めて来られる人など、実に和気藹々とお喋りしながら、賑やかな作業です。

 

 

 

 

町内の大口の発注者は、各自で造られて居ますので、それらも一緒にお預かりして、全てを数日後に八坂神社に運び込んで御祓いを受けます。

それで初めて「厄除け粽」になります。

これらは、後祭の八幡山の宵山、21.22.23日に町会所で、子供達が童唄を唄いながら授与致します。

子供達の歌声です。  (萬)           

 https://www.hachimansan.com/index.php?option=com_content&view=category&id=16&Itemid=8

ここに入って頂いて、下の方の「童唄の動画再生」をクリックして下さい。

 

宵山の八幡山では、このような解説文を流して懸装品の紹介をしています。

是非お出かけ下さい。 

 

こちらは、祇園祭の山鉾33基のひとつ、八幡山です。

当お山は、京都府の石清水八幡宮を町内に勧請(かんじょう)しております。

毎年7月24日の後祭には、正面に御覧頂ける、総金箔を施したおを始め自慢の懸装品(けそうひん)をたくさんお山の上に飾り付けて、祇園祭山鉾巡行に参加して居ます。

天明年間の作と伝えられる大変貴重なお社と共に、その中の運慶作応神(おうじん)天皇騎馬像を是非拝観なさってください。

お社の廻りの黒塗りの囲いは、と言います。これもお山に飾ります。元文5年280年前の作になります。

この、黒塗りの欄縁に金色鮮やかに取り付けられるのが、下に並べられた鶴の形の金物で天保7年作です。

今、常飾りをしているおもてのお山は、巡行の朝、この部屋に有る懸装品の殆どをお山に載せ替えて、第一装の飾りに仕上げます。

左甚五郎作の、鳩一対も、鳥居の上に取り付けて、お山に載せます。

この鳩は、数百年も経過して傷みが激しいので平成24年に「復元・新調」致しました。巡行には、新しい鳩を取り付けます。並べられた新旧の鳩を御鑑

賞下さい。

左の奥に飾ってあります、大きな2枚の織物は、見送りと言って、お山の後ろを飾る華々しい物です。

龍の柄、童の柄2枚有りますので、1年おきに巡行にけています。いずれも250年前の製作です。

真ん中に有る、黒塗りの柱に金色の金具を施した長い棒3本は、見送り掛けです。

これを、鳥居の形に組み立てて見送りを掛けます。天保八年の作です。

見送りの上には、()毛氈(もうせん)の上に展示しています、丸い大きな飾り物を2個、裾にはやはりによる、(れい)()の模様の金具を7個つけます。

飾り台に掛けられた、4個一組、菱、岩、花の3種類の金物は、お山の四隅(よすみ)を飾る房掛けです。

正面や、左右に飾っております何枚もの織物は、お山の胴飾りで、右端の薄地に龍の図柄と左端の紺地に麒麟の図柄のものを毎年交互に懸けています。

右上の方に有る、横長で金色のものは、と言って胴懸けの上を飾ります。

漢詩の文字が正面に織り込んで有るつづれ織は、と言って前掛けになります。

この前掛けの図案は、元禄時代の八幡山見送りの消えかけた文字を赤外線カメラで判読して再現したものです。

前掛けと水引は、ともに、昭和六十一年に新調しました。

その右は、当お山では唯一の染色で仕上げた印度更紗の後懸けです。

金色鮮やかな御幣(ごへい)は、お山の正面の左右を豪華に飾るもので、これも天保8年の作です。

文箱は、文政7年と元禄17年のものが有り、巡行順序をしたためた(くじ)を入れて、24日の巡行に臨みます。

木箱に入った、四角い十六個はお山を担ぐ為のき棒の端を飾る轅先(えんさき)金具です。

尚、当八幡山所有で、京都市指定有形文化財の大変貴重な屏風を、後ろの収蔵庫で御覧ください。

350年前の江戸時代初期の作品で、ので、往時の祇園祭をぶ、絶好の資料とされて居ります。

この原本は破損や退色を避けるため博物館にて保管とし、平成23年からは、寸分違わぬ出来映えの「デジタル複製版」を展示しております。

また、八幡山ではこの他にも、由緒有る屏風を多く所有しておりますので、それらを当町内のお宅の玄関をお借りして

4カ所で展示しております。是非御鑑賞ください。

武運長久、厄除けあらたかな、はちまんさんにお参り頂き、粽、鳩笛、鳩鈴などをお求め下さい。

 

                                       平成30年       祇 園 祭       八 幡 山 保 存 会

 

           

いよいよ、今年もお祭りが近づいて参りました。

各山鉾でも八幡山でも、安全にお祭りが執り行われますように着々と準備を進めて居ります。

尚、例年の様に八幡山では「御奉賛のお申し込み」をお待ちして居ります。

もう既に、何人もの方々から連絡を頂き、ありがとうございます。

HPのトップに掲載して居りますように「お問い合わせ欄」から入って頂いてお申し込み下さい。

お申し込みを頂きましたら、詳しい要項をお返事いたします。

一口3000円で、お礼としてお祭りの後に厄除け粽などのお授け品を送らせて頂きます。(萬)

後祭10基のうちの一基八幡山は、7月21日から23日までに、町会所のいろいろな処や、道路に飾る「お山」にも、沢山の照明を施します。

年に一度だけしか使わない電線類がどんな状況になっているか判らないので、毎年7月の始めに全山鉾33基の電線検査が行われます。

 

会場に次々と運び込んで、床に並べられます。

それぞれに、消防署、関電からの点検を受けます。

 

 

八幡山の電線は、合格です。

 

こうして、7月に入ると様々な作業が有り、それらを済ませると共に、お祭りへのモチベーションがどんどん高まって行きます。(萬)

 

 

祇園祭は、7月2日の籤取り式から始まり、各山鉾毎に「吉符入り」をして、いよいよお祭に入ります。

八幡山は7月18日が吉符入りで、それからは、毎日毎日様々な神事や行事が予定されています。

既に一月前から、33基の山鉾の代表が一堂に会して今年のお祭りについての準備とうち合わせをして居ります。

第一回の会議は、代表者だけで無く、消防関係の方々からのお話しも有りました。

 

第二回の会議は、警察関係の方々も交えてのうち合わせ。

祭関係者、観光客の人数は膨大な数になるので、くれぐれも事故無く執り行えるようにとなりました。(萬)

7月に入ると、いよいよ祇園祭の始まりです。

7月2日恒例の「鬮取り式」に、八幡山から二人が参加してきました。

白麻の着物に絽の紋付き袴での参加がお決まりです。

先ずは、二人で八幡さんにお参りしてから、京都市役所市会議場に向かいます。

議場では、京都市長や、八坂神社宮司さんを立会人として、33基の山鉾の代表者が鬮を引いてゆきます。

報道陣も大勢来られて、市民傍聴人も二階席を埋めて見学されています。

33基のうち9基は「鬮取らず」として、巡行の順序は毎年決まっているので、実際はに鬮を引くのは24基です。

一説に因ると、巡行の順番争いがエスカレートしたので明治の頃に「鬮引き」をする事になりましたが、かって京の町は道路が狭くて、山鉾の建てられる場所

によっては、どうしても前に巡行したり、後に巡行したりする山鉾が必然的に決まってしまったようです。

それらは、今もそのまま「鬮取らず」として、毎年の巡行の順序は固定されています。

八幡山の理事長が、引いた鬮を市長さんに見せて居ます。

 

少し間をおいて、市長から正式な「鬮」を受け取って、会場のみなさんに披露します。

八幡山は「六番鬮」ですが、鬮取らずが4基有るので、事実上は10基のうち9番目の巡行と決まりました。

 

無事に鬮取り式を済ませた山鉾関係者は、揃って八坂神社へ参拝してから直来で御馳走を頂きました。

 

これが八幡山の「六番鬮」

 

 

元禄十七年製の文箱に入れて、巡行までの間大事に保管します。

 

この鬮は、巡行当日にこのような仕草で市長さんに検分をして貰います。

市長さんに鬮を改めて貰うと、八幡山の白扇で、お山を迎えます。

こうして、巡行が続けられます。(萬)

 

八幡山では、宵山の7月21日、22日、23日に、厄除け粽、鳩笛、鳩鈴、手拭い、団扇などを授与させて頂いて居ります。

その粽は、笹を巻いた状態で届きますので、それに5種類の護符を取り付けて化粧します。

その化粧紙の準備を致しました。

粽の数だけの護符をキチンと数えておきます。

 

町内の大口注文に合わせて、準備が出来ました。

 

いよいよ、粽が届きました。

 

ずいぶんと、カサになるので町内の広いお宅に預かって貰います。

 

大口注文のお宅へは、すぐに配達です。

7月10日は、町内の人達が総出で、全ての粽の化粧を済ませます。

そして、13日にはそれらを全部車に積み込んで八坂神社へゆき、御祓いを受けます。

それで、始めて皆さんにお授け出来る準備が完了します。

今年も、是非八幡さんへお参り頂いて「厄除け粽」をお求め下さい。

お参り出来ない方は、例年のように「奉賛者募集」に応募頂ければ、お祭りの後で送らせて頂きますので、このHPのトップページを御覧下さい。(萬)

八幡山では、その年の行司さん三人が、毎年新しい白扇を持って巡行の先頭を歩きます。

巡行の「鬮改め」の場では、先ず粽と白扇を献上して、それから、巡行の順序したためた「鬮」を市長さんに読み上げて貰います。

それから市長さんの前で「お山」を一回りさせて見分して貰ってから巡行を続けます。

数年前の八幡山白扇

 

鬮を改めて貰ったら、白扇を拡げて大きな仕草でお山を迎えます。

 

 

今年も、八幡山の長老が白扇に墨蹟を載せてくれました。

 

朱肉印を押してから、仕立加工に出しました。

これで、お祭りまでの出来上がりは大丈夫です。(萬)

 

八幡山の御本尊をお納めしている「お社」は、何年前に建てられたのか判らないのです。

少なくとも、現在の長老さん(90歳に近い)も「産まれた時から有った」と言われて居るので100年は越えているのかも?

ちなみに、お祭りの宵山に懸装品を飾りつけたり、町内の皆さんの集会所でも「町会所」は、築後140年ほどと言われて居ます。

 

そのお社が、退色したり汚れが目立つようになって「何とかしなくては」との思いが皆さんから出て、いよいよ修復する事になりました。

御本尊様には、暫しお移り頂いて業者さんに取りかかって頂きました。

水や、薬品などを使い分けて、手際良く進んでゆきます。

 

折れそうだった東側の欄干も修復されて、飾り金具も光っています。

 

ろうそくの蝋がこぼれたようだった汚れも綺麗に落ちました。

 

西側の欄干

しっかり乾燥させて。

 

 

すっかり綺麗になりました。

御本尊様にも戻って頂いて拝礼しました。

 

木口の白塗りも終えて、完成です。

これで、来月のお祭りには、大勢の人に新装なったお社にお参り頂けます。(萬)

八幡山町内では、大事なお山の懸装品をたくさん保有しているので、各家庭に消火器を配布しています。

その消火器が、昨年には期限切れになっていることが判り、この度新しい物を配布しました。

 

広告を見て、なるべく安い処へ買いに行きました。

 

手押し車に積んで、各戸へ訪問し、それぞれに交換してゆきます。

この日はお留守の処も有ったので、7.8軒は後日になりますが、これで今年のお祭りは消火器が新しくなって安心です。

 八幡さんにも、新しい消火器を3本配置。防火用水も準備しています。(萬)

数年前から、立命館大学の先生や学生さん達のいろいろなお力をお借りして、八幡山をデータで保存と言う取り組みが始まって居ます。

皆さんは実に多彩な技術やアイデアで、コンピューターを駆使して、我々の全く知らなかったデータを作りだしてくれます。

またそれらを、国内は勿論、海外の学会やフォーラムで披露して頂いて居ます。

動画、画像、文章記述のまとめかたには感心するばかりです。

ただ、殆どの作業は、お祭りの期間(7月21日から24日)にしか出来ないので、記録漏れ、撮影漏れの無いように周到な準備とうち合わせが必要なのです。

先日も皆さんが八幡山に来てくださり、お山の役員と共に、今年の作業の進め方について相談を致しました。

お祭りまでもう四ヶ月を切りました。

もう既に、厄除けちまきや授与品の手拭いや、鳩笛鳩鈴の準備は済ませて、7月2日の「籤取り式」から始まるお祭りに向けて今年の神事係「行司さん」達の動きは活発になっています。

今年も大勢の方にお祭りを楽しみに来て頂き、安全に宵山と巡行が執り行われますように願うばかりです。(萬)

八幡山の総金箔のお社の周りの「欄縁」は、金物細工による鶴と雲を懸けて装飾します。

その7個の鶴の内の一つが破損していることが、数年前に発覚し、府や市の協力を得て修理致しました。

(8羽の鶴の内の1羽の足が1本欠落していました。八幡山の過去の記録写真を調べたところ、4.50年前から既に無かったらしいのです)

その修理の経緯を、文化財保護課の担当者が詳細な記録を作成して下さり、このほど発表されました。

先ずは、八幡山の概略解説に始まって、八幡山の所蔵品の紹介。

 それから、7個(8羽)の鶴の金物が製作された過程の説明。

修理に当たって、というより 「鶴の足の再生作業(復元新調)」なので、鶴の材質鑑定から塗装の調査までして貰った様子が、実に詳しく書かれて居ます。

我々も、作業の途中で何度か説明を聴いたり製作途中の「鶴の足」を拝見したりしては居ましたが、ここまで詳細な過程を進めて頂いて居たとは。

また、成分分析の詳細な記述も有りましたが、割愛させて頂きました。

以下、執筆者の承諾を頂いて掲載させて頂きます。(萬)

 

 

 

公益財団法人八幡山保存会の理事会が1月19日に開催、2月2日に評議員会が開催され、昨年度(平成29年度)事業報告と決算報告がなされ、承認されましたので、ここに決算書を掲示(公告)致します。

 

2018年の暖かいお正月のあさ10時、八幡山を支える大勢の人達が一同に介して恒例の「新年拝賀式」に集まりました。

 

少し早めに集まった、今年の行司さんが神前飾りして、みなさんを待ちます。

 

 

10時きっかりに、主行司さんに合わせて全員が二礼二拍手一礼。

 

全員で、お下がりの昆布スルメを頂いてから、御神酒を。

 

 

主行司さんから、新年の挨拶、行司さん達の紹介、今年のお祭りについてのお知らせやお願いが。

動画では、このURLでどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=WSR6CVDFmEQ

こうして、八幡山の新年が始まります。(萬)