コロナのおかげで今年の山鉾巡行は中止になりましたが、疫病退散から始まった祇園祭は、そのままでは済まされません。

7月17日の前祭は「お榊巡行」で23基、24日は後祭の11基がお榊巡行を挙行致しました。

その間には、八坂神社の「御神霊渡御」も行われて、神事だけは例年通り執り行われています。

24日を前にして、予め届いた「お榊」は、当日まで八幡さんのお社の前で待機して貰います。

例年なら、豪華な懸装品を飾り付けた八幡山の前後をお町内の皆さん30人程がお供していますが 今年は代表者一人だけと言う事で

八幡山の長老さんが正装で出発準備です。

行列の出発場所に向かう様子の動画は「こちら」から。

数十年前の祇園祭巡行のコースを東へ進みます。

今年は「鬮取り式」が無かったので、巡行の順序は昨年と同じなので八幡山は4番目です。

巡行中の動画は「こちら」から。

三密を避ける為にコースや時刻は公表されて居ませんでしたから、見守る人も少ないです。

 

約一時間の巡行を終えた一行は、八坂神社の御旅所に着いて玉串を奉奠。

無事に疫病退散の祈念を終えました。

 

八幡山の長老を追いかけて、お町内の皆さんが御旅所まで同行されました。

みなさんお疲れ様でした。

これからは、コロナ終息の方向に向かってゆきますように。(萬)