今年の祇園祭は山鉾巡行が中止となり、1200年前に疫病退散を祈願して始まったお祭りに携わる者としては大変つらいものが有ります。
しかし、 巡行こそ致しませんが各山鉾は独自に神事だけは執り行います。
八幡山でも、7月13日に八坂神社から神官を招いて例年どおりの「清祓い」を行い、厄除け粽や手拭いなどの御祓いも受けます。
そうして、みなさんに授与できるように準備を始めて居ます。
例年よりも数が少ないですが、笹を巻いた粽が届きました。
例年なら、町内の人が一堂に会して粽造りをするのですが今年は三密を避けて、各家で作る事になりました。
その為役員さん達が、粽の化粧紙五種類の数を数えて渡す準備をしています。
7月13日の御祓いに間に合うように、各家で化粧紙の取り付けが始まりました。
まずは、熨斗紙からです。
それから、次々に四種類の化粧紙を着けてゆきます。
町外協力者さんも助っ人に来てくれました。
こうして出来上がった粽は、八幡山町内の皆さんからお知り合いに配られます。
一般の方には、八幡山HPから「御奉賛のお申し込み」の有った方々に送らせて頂きます。(萬)