7月24日は、いよいよ巡行当日。

曇り空でしたが、雨の心配は無く、朝6時50分に町内・住民と協力者の方々が集まり「八幡山」の巡行飾り付けを行い、午前8時頃に完成。

その後、巡行のお供に行く為、急いで裃姿に着替え、8時20分に集合して、記念写真。

この後、皆さんに見送られて、8時30分に町内を出発しました。

烏丸御池、八幡山出発前のお供の人達。

日頃の服装と違い、裃に一文字傘を手にしていると、別人のように凜々しく見えます。

御池通りで、お山の後を歩く八幡山の人達。強烈な日差しが無いので助かりました。

今年の八幡山が引いた巡行籤は「第三番」ですが、毎年「籤取らず」で先頭の「橋弁慶山」次が「北観音山」が先行するので、実質は五番目の巡行です。

すぐ後に、これも籤取らずの「南観音山」が来るので、お囃子を聴きながらの巡行でした。

御神輿をお迎えする前祭(神幸祭)は23基の山鉾ですが、御神輿をお送りする後祭(還幸祭)は10基が巡行します。

17日の前祭の巡行順序とコース。23基の山鉾の町会所も判ります。

同じく、後祭の巡行順序とコース。コースは同じですが、前祭とは、全く逆に巡行します。

これも、お迎えとお送りの意味合いからでしようか?70歳過ぎの若造には、祇園祭の判らないことばかりです。

巡行中の記念撮影。真ん中で赤い花を付けて居る人が、今年の八幡山の主行司(全ての采配を奮う)さんで、その右が「籤改めの大役」の高校生です。

御池通り、河原町通りを巡行してから、四条の御旅所で八坂神社に拝礼。

それからは還り巡行で、ホッとすると共に、疲れも出て来ます。

丁度正午、無事に八幡山の会所に戻り、町内の皆さんから拍手で迎えられました。

それからは、市中を巡行してお山集めた悪霊が悪さをしないうちに、お山を解体します。

翌25日は、また町内の人が総出で沢山の懸装品を収蔵庫に収めます。(萬)