その年のお正月頃から拡がり始めたコロナのために、2020年の祇園祭は殆どの神事、行事を中止しました。

各山鉾の代表が「お榊」を携えて、八坂神社の御旅所にお参りしただけです。

2021年は、各山鉾が任意で、鉾建て、山建てをして町会所飾りもやりましたが、殆どが一般公開はせずじまいでした。

でも何とか、諸々の神事やお飾りの伝承の確認は出来ました。

山鉾巡行は無理でしたが「お榊」巡行だけは、何とか出来ました。

しかし、今年2022年は、いよいよお祭りの再開です。

山鉾連合会は、度々の会議を経て本年のお祭りを、例年通りに開催すると決定しました。

下は、その決定の記事を載せた4月21日の京都新聞の朝刊です。

いよいよ三年ぷりに、粽(ちまき)やお守り、手拭い、うちわ、鳩笛・鳩鈴の準備に取りかかります。

しかし、お祭りの再開とは言え、コロナが消滅したわけでは無いので充分な対策が求められます。

また、八幡山としては、お隣の町内に「鷹山さん」が、190年ぶりに再建されますので、例年に増して拝観、見物の人々が増えると予想されます。

八幡山では万全の対策をしてお迎えする計画では有りますが、宵山や巡行にお越しの皆様、充分に感染予防をされて下さい。(萬)