7月に入ると、いよいよ祇園祭の始まりです。

7月2日恒例の「鬮取り式」に、八幡山から二人が参加してきました。

白麻の着物に絽の紋付き袴での参加がお決まりです。

先ずは、二人で八幡さんにお参りしてから、京都市役所市会議場に向かいます。

議場では、京都市長や、八坂神社宮司さんを立会人として、33基の山鉾の代表者が鬮を引いてゆきます。

報道陣も大勢来られて、市民傍聴人も二階席を埋めて見学されています。

33基のうち9基は「鬮取らず」として、巡行の順序は毎年決まっているので、実際はに鬮を引くのは24基です。

一説に因ると、巡行の順番争いがエスカレートしたので明治の頃に「鬮引き」をする事になりましたが、かって京の町は道路が狭くて、山鉾の建てられる場所

によっては、どうしても前に巡行したり、後に巡行したりする山鉾が必然的に決まってしまったようです。

それらは、今もそのまま「鬮取らず」として、毎年の巡行の順序は固定されています。

八幡山の理事長が、引いた鬮を市長さんに見せて居ます。

 

少し間をおいて、市長から正式な「鬮」を受け取って、会場のみなさんに披露します。

八幡山は「六番鬮」ですが、鬮取らずが4基有るので、事実上は10基のうち9番目の巡行と決まりました。

 

無事に鬮取り式を済ませた山鉾関係者は、揃って八坂神社へ参拝してから直来で御馳走を頂きました。

 

これが八幡山の「六番鬮」

 

 

元禄十七年製の文箱に入れて、巡行までの間大事に保管します。

 

この鬮は、巡行当日にこのような仕草で市長さんに検分をして貰います。

市長さんに鬮を改めて貰うと、八幡山の白扇で、お山を迎えます。

こうして、巡行が続けられます。(萬)