8月30日祇園祭後祭巡行の復興に向けた協議会において、来年(平成26年)から祇園祭の巡行が、7月17日は23基(前祭(さきまつり))、7月24日は10基(後祭(あとまつり))の山鉾に分かれて巡行することが決まりました。また、8月31日の京都新聞にも追加記事が掲載されました。

まだまだ調整すべき事項がたくさん有りますが、大筋で決定したので、あとは順調に進むでしょう。17日は、八坂神社から御神輿が出られるのを歓迎しての「神幸祭」(しんこうさい)これが先の祭り。24日は、御神輿が八坂神社へ還られるのをお見送りする「還幸祭」(かんこうさい)これが後の祭り。昭和40年までは、このように本来の形で巡行が行われていたのですが、警備や観光の都合で17日に一度(合同)に巡行するようになって久しいので、このことを知らない人も多いのです。そろそろこのあたりで、お祭りを本来の形で執り行うようにしないと、元のお祭りの形が忘れられるのでは?との思いと、また大勢の見物人が集まる事への危険性を考え、祇園祭の町衆が準備に準備を重ねてやっと実現となりました。我が「八幡山」は、後祭(あとまつり)10基のひとつなので、17日はのんびりと町内を巡行する前祭(さきまつり)の23基をお迎えして、その数日後から「お山」の準備に取りかかります。48年もの間の慣習と準備に慣れて居るので、来年のお祭りが果たしてどんな事になるのか?来月頃には役員会議を開いて、いろいろな打ち合わせをすることになっています。これからも後祭の巡行と八幡山を変らず、ご支援・ご協力をよろしくお願いします。(萬)